イギーとアヴドゥルの出会いを描く「ジョジョの奇妙な冒険」第3部の前日譚が5月発売 乙一が小説化[ノベルスベストセラー]

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 4月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『SPY×FAMILY 家族の肖像』が獲得した。
 第2位は『劇場版 呪術廻戦 0 ノベライズ』。第3位は『QED 神鹿の棺』となった。

 今週のランキングは3位の『QED 神鹿の棺』、7位の『花嫁、街道を行く』の2作品以外を雑誌「週刊少年ジャンプ」発の小説レーベル「JUMP jBOOKS」が占めた。今週だけでも同レーベルからは「呪術廻戦」「岸辺露伴は動かない」「チェンソーマン」「鬼滅の刃」「SPY×FAMILY」の5つの人気作品のサイドストーリーが小説化されランクイン。同レーベルは「ジャンプ小説新人賞」からデビューし、現在では人気推理小説作家となった乙一さんが「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品を執筆するなど、マンガ読者に小説の楽しみを伝える場ともなっている。5月には乙一さんが「ジョジョの奇妙な冒険」第3部の前日譚、イギーとアヴドゥルの出会いを描く、『野良犬イギー』の刊行も予定されている

1位『SPY×FAMILY 家族の肖像』遠藤達哉[原作]矢島綾[小説](集英社)

休日に公園にでかけたフォージャー一家は、ひょんなことから超有名画家のモデルになることに。ヨルは暗殺の任務への支障を恐れ、自分の顔が世間に広まるのを阻止しようと突拍子もない行動を取り続けるのだが、ロイドはその真意がわからず…他にも自然教室でアーニャがダミアンとの仲良し大作戦を計画したり、フランキーと盲目の少女とのささやかな交流、ユーリがアーニャを職業体験施設に連れて行くなど全4本の短編を収録!(集英社ウェブサイトより)

2位『劇場版 呪術廻戦 0 ノベライズ』芥見下々[原作]瀬古浩司[脚本]北國ばらっど[小説](集英社)

高校生の乙骨憂太は、「呪い」となった幼なじみ・祈本里香に憑かれ苦しんでいた。そこに最強の呪術師・五条悟が現れ、憂太を”東京都立呪術高等専門学校”へと導く。「呪い」を祓うために「呪い」を学ぶその場所で、憂太は里香の呪いを解くことを決意し、同級生の禪院真希・狗巻棘・パンダとともに呪術師として歩みだすのだった!ノベライズ限定の特製クリアしおりつき!(集英社ウェブサイトより)

3位『QED 神鹿の棺』高田崇史[著](講談社)

茨城県の山中にある寂れた神社の宝物庫にあった陶製の大瓶の一つから、膝を抱える体勢をとった古い白骨死体が発見された。その話を友人のフリージャーナリスト、小松崎から聞いた桑原崇は、大瓶と神社の祭神に興味を抱き、棚旗奈々を含めた三人で茨城へ向かうのだった。警察や郷土史家らが出入りするなか起きる新たな殺人。その死体もまた瓶に入れられていた。QEDシリーズ長編!(講談社ウェブサイトより)

4位『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』芥見下々[著]北國ばらっど[著](集英社)

5位『呪術廻戦 夜明けのいばら道』芥見下々[著]北國ばらっど[著](集英社)

6位『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』荒木飛呂彦[原作]維羽裕介[著]北國ばらっど[著]宮本深礼[著]吉上亮[著](集英社)

7位『花嫁、街道を行く』赤川次郎[著](実業之日本社)

8位『岸辺露伴は戯れない 短編小説集』荒木飛呂彦[原作]北國ばらっど[著]宮本深礼[著]吉上亮[著](集英社)

9位『チェンソーマン バディ・ストーリーズ』藤本タツキ[原作]菱川さかく[小説](集英社)

10位『鬼滅の刃 風の道しるべ』吾峠呼世晴[著]矢島綾[著](集英社)

〈ノベルスランキング 4月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年4月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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