『絶滅危惧種はそこにいる 身近な生物保全の最前線』久保田潤一著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (生物・バイオテクノロジー) 『絶滅危惧種はそこにいる 身近な生物保全の最前線』 著者 久保田 潤一 [著] 出版社 KADOKAWA ジャンル 自然科学/生物学 ISBN 9784040822747 発売日 2022/02/10 価格 1,034円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『絶滅危惧種はそこにいる 身近な生物保全の最前線』久保田潤一著 [レビュアー] 産経新聞社 絶滅危惧種は、探せば見つかる。多くはかつて身近にたくさんいた生き物なので、田んぼや雑木林が残っていれば生き残っている可能性があるという。 著者は、テレビ東京系バラエティー番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」に出演する専門家。本書では、池の水を抜いて外来種の駆除やごみ拾いをする「かいぼり」の実践例を紹介している。 外来種の淡水魚オオクチバスを駆除しても別の外来種が増えた例や、せっかく駆除しても再び密放流された例もあるが、二枚貝など在来の希少種も見つかる。生き物の世界の面白さと自然の豊かさを感じる。(角川新書・1034円) 2022年4月24日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです KADOKAWA 産経新聞社 絶滅危惧種はそこにいる 身近な生物保全の最前線 久保田潤一