「SDGsを進めることで、この世の中は確実に今よりも悪くなる」のか? 『SDGsの大嘘』が人気[新書ベストセラー]
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- SDGsの大嘘
- 価格:990円(税込)
6月7日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『80歳の壁』が獲得した。
第2位は『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』。第3位は『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』となった。
今週も先週に引き続き精神科医の和田秀樹さんによる高齢者向けの生き方指南書3作がトップ3を占めた。また8位にも新刊『老いの品格 品よく、賢く、おもしろく』がランクインし、こちらも話題。新書読者の高齢化が進んでいる。
4位以下で注目は7位に初登場の『SDGsの大嘘』。生物学者の池田清彦さんが、「よりよい未来をつくるため」の世界的目標SDGsについて疑問を呈した一冊。6月2日に国際的な研究組織が発表したランキングでSDGsの進み具合が世界19位にランクダウンしたと報じられた日本。報道を機に議論が百出したが、Yahoo!ニュースのコメント欄では「SDGsは利権に絡んだ欺瞞でしかない」という意見に大きな賛同が集まっている。同書でもSDGsは欧州による“環境ビジネス”であるとの見かたが示され、SDGsを進めることで《この世の中は確実に今よりも悪くなる》(同書まえがきより)と説いている。
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- 80歳の壁
- 価格:990円(税込)
1位『80歳の壁』和田秀樹[著](幻冬舎)
人生100年時代だが、健康寿命の平均は男性72歳、女性75歳。80歳を目前に寝たきりや要介護になる人は多い。「80歳の壁」は高く厚いが、壁を超える最強の方法がある。それは、嫌なことを我慢せず、好きなことだけすること。「食べたいものを食べる」「血圧・血糖値は下げなくていい」「ガンは切らない」「おむつを味方にする」「ボケることは怖くない」等々、思わず膝を打つヒントが満載。70代とはまるで違って、一つ一つの選択が命に直結する80歳からの人生。ラクして壁を超えて寿命を伸ばす「正解」を教えます!(幻冬舎ウェブサイトより)
2位『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』和田秀樹[著](詩想社)
団塊の世代もみな、2020年には70代となった。現在の70代の日本人は、これまでの70代とはまったく違う。格段に若々しく、健康になった70代の10年間は、人生における「最後の活動期」となった。この時期の過ごし方が、その後、その人がいかに老いていくかを決めるようになったのだ。(詩想社ウェブサイトより抜粋)
3位『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』和田秀樹[著](マガジンハウス)
70歳が人生のターニングポイント! 老化を遠ざける、明日からできる「習慣」と「心がけ」(マガジンハウスウェブサイトより)
4位『物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国』黒川祐次[著](中央公論新社)
5位『一汁一菜でよいと至るまで』土井善晴[著](新潮社)
6位『プーチンの野望』佐藤優[著](潮出版社)
7位『SDGsの大嘘』池田清彦[著](宝島社)
8位『老いの品格 品よく、賢く、おもしろく』和田秀樹[著](PHP研究所)
9位『人生は70代で決まる』綾小路きみまろ[著](幻冬舎)
10位『日本史サイエンス〈弐〉 邪馬台国、秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦の謎を解く』播田安弘[著](講談社)
〈新書ランキング 6月7日トーハン調べ〉
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