石原慎太郎の散骨式を描いた「湘南の海に降る“裕次郎の雨”」 次男・良純氏が発表[文芸書ベストセラー]

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 6月28日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『「私」という男の生涯』が獲得した。
 第2位は『とんでもスキルで異世界放浪メシ12 鶏のから揚げ×大いなる古竜』。第3位は『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 8』となった。

 1位は2週連続で、今年2月に亡くなった作家で元東京都知事の石原慎太郎氏の自叙伝『「私」という男の生涯』。幼少期の思い出や最年少で芥川賞を受賞した作家としての矜持、政治を志した理由など、破天荒な歩みを振り返るとともに、家族への感謝、文学や政治への思いが綴られるなか、女性遍歴も赤裸々に綴られる。自分と妻が亡くなった後に公開してほしいとの遺言もさもありなんだ。

 慎太郎氏の自伝が注目を集めるなか、次男の良純氏が4月17日の散骨式の様子について描いた原稿が発表された。「湘南の海に降る“裕次郎の雨”」のタイトルで良純氏が2001年に発表した『石原家の人びと』の追悼新装文庫版に収録されている。同書は作家の父親や昭和を代表する俳優の叔父・石原裕次郎、四人の個性的な兄弟や一家を切り盛りした母親など、逸話に満ちた石原家の内幕を描いたエッセイ集となっている。

1位『「私」という男の生涯』石原慎太郎[著](幻冬舎)

「自分と妻」の死後の出版のために書かれた自伝(幻冬舎ウェブサイトより)

2位『とんでもスキルで異世界放浪メシ12 鶏のから揚げ×大いなる古竜』江口連[著](オーバーラップ)

ダンジョンの奥で、でっかい出会い!?(オーバーラップウェブサイトより)

3位『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 8』甘岸久弥[著](KADOKAWA)

スライム製品に補助魔導具――ダリヤの開発で騎士の背中を守る!(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『子宝船 きたきた捕物帖(二)』宮部みゆき[著](PHP研究所)

5位『幼子は最強のテイマーだと気付いていません!』akechi[著](アルファポリス)

6位『素材採取家の異世界旅行記 12』木乃子増緒[著](アルファポリス)

7位『任侠楽団』今野敏[著](中央公論新社)

8位『マスカレード・ゲーム』東野圭吾[著](集英社)

9位『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬[著](早川書房)

10位『最強の生産王は何がなんでもほのぼのしたいっっっ!』Erily[著](アルファポリス)

〈文芸書ランキング 6月28日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年7月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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