発達障害「グレーゾーン」には「グレーゾーン」特有の生きづらさがある 精神科医の解説書に注目[新書ベストセラー]

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 7月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『80歳の壁』が獲得した。
 第2位は『第三次世界大戦はもう始まっている』。第3位は『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』となった。

 4位以下で注目は9位にランクインした『発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法』。精神科医の岡田尊司さんが近年注目を集めている発達障害「グレーゾーン」について解説した一冊。発達障害が広く世間に知られるようになり、自分も発達障害かもと考える人が増えてきた昨今。障害とまでは診断されないものの、障害“未満”である「グレーゾーン」の症状に悩まされる人も多い。そうした人々に向け、症状の特性や傾向に合わせた対策を紹介している。岡田さんはまえがきで《グレーゾーンにはグレーゾーン特有の生きづらさが生じ、それは障害レベルの状態とは質的に異なる困難さだとも言える》と述べ、“未満”だからこそ生じるより深刻な困難への対処方法を、最新の科学的知見や臨床研究を織り交ぜながら解説している。

1位『80歳の壁』和田秀樹[著](幻冬舎)

人生100年時代だが、健康寿命の平均は男性72歳、女性75歳。80歳を目前に寝たきりや要介護になる人は多い。「80歳の壁」は高く厚いが、壁を超える最強の方法がある。それは、嫌なことを我慢せず、好きなことだけすること。「食べたいものを食べる」「血圧・血糖値は下げなくていい」「ガンは切らない」「おむつを味方にする」「ボケることは怖くない」等々、思わず膝を打つヒントが満載。70代とはまるで違って、一つ一つの選択が命に直結する80歳からの人生。ラクして壁を超えて寿命を伸ばす「正解」を教えます!(幻冬舎ウェブサイトより)

2位『第三次世界大戦はもう始まっている』エマニュエル・トッド[著]大野舞[訳](文藝春秋)

ロシアによるウクライナ侵攻を受けての緊急出版。戦争を仕掛けたのは、プーチンでなく、米国とNATOだ。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』和田秀樹[著](詩想社)

団塊の世代もみな、2020年には70代となった。現在の70代の日本人は、これまでの70代とはまったく違う。格段に若々しく、健康になった70代の10年間は、人生における「最後の活動期」となった。この時期の過ごし方が、その後、その人がいかに老いていくかを決めるようになったのだ。(詩想社ウェブサイトより抜粋)

4位『知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点』池上彰[著](KADOKAWA)

5位『22世紀の民主主義』成田悠輔[著](SBクリエイティブ)

6位『プーチンの野望』佐藤優[著](潮出版社)

7位『老いの品格 品よく、賢く、おもしろく』和田秀樹[著](PHP研究所)

8位『増補版 弘兼流 60歳からの手ぶら人生』弘兼憲史[著](中央公論新社)

9位『発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法』岡田尊司[著](SBクリエイティブ)

10位『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』和田秀樹[著](マガジンハウス)

〈新書ランキング 7月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年7月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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