「チェンソーマン」オマージュ全開の第二部再開が話題 読み切り『さよなら絵梨』もベストセラーランキング入り

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 7月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『僕のヒーローアカデミア 35』が獲得した。
 第2位は『怪獣8号 7』。第3位は『転生したらスライムだった件(21)』となった。

 4位以下で注目は8位に初登場の『さよなら絵梨』。マンガ家の藤本タツキさんによる全一巻の読み切り作品。4月11日マンガアプリ/サイト「少年ジャンプ+」で配信された。映画の制作をモチーフに、現実と虚構が入り交じる物語をマンガで表現。公開時には「マンガの範疇を超えている」と絶賛され大きな話題となった。

 藤本さんといえば、連載作品「チェンソーマン」の第一部終了後、「ルックバック」「さよなら絵梨」と立て続けに読み切り作品を発表しSNSやマンガ好きの間で大きな注目を浴びた。7月13日には約1年半ぶりに「少年ジャンプ+」で「チェンソーマン」第二部がはじまり、最初のページから“100日後に死ぬ”“コケピー”が登場し、そのオマージュ前回の展開にファンからは歓喜の声が上がっている。

1位『僕のヒーローアカデミア 35』堀越耕平[著](集英社)

綺麗事ばかりが蔓延る超人社会の中で、黙認され、爪弾きされた俺たち歪みの思いの一つ一つが暴発した結果が、この惨状だろ?だからさ、全てを焼き尽くして笑おうぜ!それが“荼毘”が生きている意味だ!!(集英社ウェブサイトより)

2位『怪獣8号 7』松本直也[著](集英社)

防衛隊長官・四ノ宮功が持つ、怪獣2号の力を奪いに来た怪獣9号。死闘の末9号を追い詰めた功だが、最後は力尽き2号の力を奪われてしまう。そして、長官を倒し融合した怪獣9号は、その現場に到着したカフカ・キコル・鳴海を相手に戦うのだが…!?──非情が漂う、第七巻!!(集英社ウェブサイトより)

3位『転生したらスライムだった件(21)』伏瀬[原作]川上泰樹[漫画]みっつばー[キャラクター原案](講談社)

再び戦いへと突入してしまったリムルとヒナタ。ヒナタを慕う部下達もシオン達と戦闘を開始し、事態は全面戦争の様相を呈していた。リムルが回避したかったはずのこの状況は、そのどれもが”七曜”が仕組んだもので――。さらにその裏では、西側諸国を牛耳る大物が策謀を巡らせていた。リムルとヒナタ、和解への道は開けるのか!?(講談社ウェブサイトより)

4位『Dr.STONE 26』稲垣理一郎[原作]Boichi[作画](集英社)

5位『キメツ学園! 2』帆上夏希[著]吾峠呼世晴[原作](集英社)

6位『マッシュル―MASHLE― 12』甲本一[著](集英社)

7位『東京卍リベンジャーズ(28)』和久井健[著](講談社)

8位『さよなら絵梨』藤本タツキ[著](集英社)

9位『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 5』三条陸[原作]芝田優作[漫画](集英社)

10位『異世界居酒屋「のぶ」 (15)』蝉川夏哉[原作]ヴァージニア二等兵[漫画]転[キャラクター原案](KADOKAWA)

〈コミックスランキング 7月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年7月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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