【児童書】『うまれてくるよ 海のなか』高久至写真、かんちくたかこ文 レビュー 産経新聞 [レビュー] (絵本) 『うまれてくるよ海のなか』 著者 高久至 [著]/かんちくたかこ [著] 出版社 アリス館 ジャンル 自然科学/生物学 ISBN 9784752010142 発売日 2022/06/27 価格 1,540円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【児童書】『うまれてくるよ 海のなか』高久至写真、かんちくたかこ文 [レビュアー] 産経新聞社 海の魚の多くは、お父さんが卵を守っている。どうしてだろう? 水中写真家の疑問から生まれた写真絵本だ。 カラフルなクマノミのお父さんが口をぱくぱくさせ、卵のまわりの水が新しくなるように世話をしている。アイナメのお父さんも口でぱくぱく、ひれでぱたぱた。一方、キンセンイシモチのお父さんは卵を口の中で大事に守っている。子育てに奮闘する魚をとらえた写真がいっぱい。ぴょこぴょこ、わらわらと出てくるのは赤ちゃん。命がつながっていく場面は感動的だ。(アリス館・1540円) 2022年7月17日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 アリス館 高久至 かんちくたかこ うまれてくよ 海のなか