新型コロナウイルス禍でリモートワークが広がる中、注目されているのが首都圏に隣接する各県だ。都心から1時間か1時間半程度で行ける「トカイナカ」の暮らしを実例で紹介する。
千葉県富津市に移住した男性は、ウェブライティングなどフリーランスとして生きる術を学ぶ講座を開催。埼玉県ときがわ町と小川町の有機栽培現場には、技術を学ぼうと都内から通い、移住に至った人も。気軽に体験できるのもトカイナカのメリットだ。移住者が自ら仕事を作り、仲間に発注し、輪を広げて生きていく。その軽やかさが新しい。(文春新書・990円)
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2022年7月24日 掲載
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