なにわ男子・道枝駿佑出演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』原作文庫もヒット[文庫ベストセラー]

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 7月26日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『希望の糸』が獲得した。
 第2位は『わたしの幸せな結婚 六』。第3位は『三河雑兵心得 9 上田合戦仁義』となった。

 4位以下で注目は7位に初登場の『今夜、世界からこの恋が消えても』。2019年に第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞した作品。眠ると一日の記憶を失ってしまう女子高生と、彼女に「嘘の告白」をしてしまった同級生の恋愛ストーリー。7月29日に実写映画版が公開され2020年に発売された文庫もランクイン。映画版の主役はなにわ男子の道枝駿佑さんと福本莉子さん。道枝さんは映画化に際し《台本を読んで、すごく感動しましたし、一日一日が尊くて儚くて大切なものだと改めて気づかせてくれるお話だなと感じました》とコメント。福本さんは《原作を読ませていただいて、涙が止まりませんでした。》《私自身も真織同様、日記を付け始めました。初心を忘れず、毎日毎日新鮮な気持ちで頑張っていけたらいいなと思います》と主人公と同じ行動をして気持ちを寄せていったことを明かしている。

1位『希望の糸』東野圭吾[著](講談社)

東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語。「死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。(講談社ウェブサイトより)

2位『わたしの幸せな結婚 六』顎木あくみ[著](KADOKAWA)

旦那さまともう一度お会いするために。今、私にできることを――(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『三河雑兵心得 9 上田合戦仁義』井原忠政[著](双葉社)

主命とはいえ、秀吉との和平を進言し、家内ですっかり孤立してしまった茂兵衛。お陰で、家康の次男・於義丸を大坂まで送り届けるという損な役目まで命じられてしまう。一方、かねてより懸案だった沼田領の帰属をめぐって揉めに揉め、ついに真田昌幸が徳川に反旗を翻した。黒駒合戦で北条、小牧長久手戦で秀吉と、強敵を続けて破ったことで自信満々な徳川勢は、過信から真田への侮りを隠せない。蔓延する気の緩みに、茂兵衛は危機感を募らせるが……。戦国足軽出世物語、油断大敵の第9弾!(双葉社ウェブサイトより)

4位『戦端 武商繚乱記(一)』上田秀人[著](講談社)

5位『クジラアタマの王様』伊坂幸太郎[著](新潮社)

6位『八丁越 新・酔いどれ小籐次(二十四)』佐伯泰英[著](文藝春秋)

7位『今夜、世界からこの恋が消えても』一条岬[著](KADOKAWA)

8位『三千円の使いかた』原田ひ香[著](中央公論新社)

9位『ツナグ 想い人の心得』辻村深月[著](新潮社)

10位『母性』湊かなえ[著](新潮社)

〈文庫ランキング 7月26日トーハン調べ〉 

Book Bang編集部
2022年7月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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