『流浪の月』の凪良ゆう 2年ぶりの長編小説を刊行「わたしは愛する男のために人生を誤りたい」[文芸書ベストセラー]

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『汝、星のごとく』著者、凪良ゆうさん 写真提供:講談社

 8月16日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IX」』が獲得した。
 第2位は『おいしいごはんが食べられますように』。第3位は『その本は』となった。

 4位以下で注目は5位に初登場の『汝、星のごとく』。2020年『流浪の月』(東京創元社)で本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの最新作。瀬戸内の島で高校生のときに出会った男女の恋愛模様を描く。それぞれの道を歩く二人は様々な困難と向き合いながら成長し、躓きながらも自らの信じる愛に生きる。

 凪良さんは担当編集者との対談で、《一度、真剣にリアルな恋愛小説を書いてみたいと思っていました》と意気込むも《できあがってみるとそのジャンルに規定されるものではなくなったな、と自分でも思います。瀬戸内の島に育ったなんの取り柄もない女の子が自立した強さを身につけていく、その生き様を描いた物語にもなりました》と告白。『流浪の月』でも描かれたが、登場人物たちが世間の正しさとは違う生き方を選択する様子が描かれ、《彼らのふるまいに、「ああ、あの人たちはこういう生き方をするしかなかったし、それを自分たちで選ぶことを決めたんだ」と理解してもらえるものになっていたら、と今はただ願っています》と今作に込めた思いを語っている。

1位『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IX」』香月美夜[著](TOブックス)

シリーズ累計700万部突破!(電子書籍を含む)2つの戦いの行方は!?書き下ろし100P超え「閑話集」を収録!ビブリア・ファンタジー最新刊!(TOブックスウェブサイトより)

2位『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子[著](講談社)

第167回芥川賞受賞!「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く傑作。(講談社ウェブサイトより)

3位『その本は』又吉直樹[著]ヨシタケシンスケ[著](ポプラ社)

泣けて笑えて胸を打たれて、ラストはさすがのオチに大笑い!又吉直樹とヨシタケシンスケによる抱腹絶倒・感涙必至の本の旅!(ポプラ社ウェブサイトより)

4位『オーバーロード16 半森妖精の神人 [下]』丸山くがね[著](KADOKAWA)

5位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)

6位『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 14』夕蜜柑[著](KADOKAWA)

7位『夜に星を放つ』窪美澄[著](文藝春秋)

8位『サイレント・ウィッチ IV 沈黙の魔女の隠しごと』依空まつり[著](KADOKAWA)

9位『#真相をお話しします』結城真一郎[著](新潮社)

10位『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』宮部みゆき[著](KADOKAWA)

〈文芸書ランキング 8月16日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年8月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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