驚愕のデビュー作『屍人荘の殺人』の続編が文庫版で登場 二作目のほうが完成度が高い?![文庫ベストセラー]

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 8月23日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『あきない世傳 金と銀(十三) 大海篇』が獲得した。
 第2位は『落日』。第3位は『希望の糸』となった。

 4位以下で注目は5位にランクインした『魔眼の匣の殺人』。2017年デビュー作『屍人荘の殺人』(東京創元社)で「このミステリーがすごい!」など主要ミステリランキング3冠を達成した今村昌弘さんの第二作目。『屍人荘の殺人』の続編だ。今作も限られた環境のなかで事件が起きる“クローズドサークル”もの。ミステリ好きの間では「『魔眼の匣の殺人』のほうが完成度が高い」と高く評価する声もある。2021年7月にはシリーズ第三段『兇人邸の殺人』(東京創元社)も刊行されており、第一弾、第二弾を文庫版で楽しんだあとはそちらに手を伸ばすのも良いだろう。

1位『あきない世傳 金と銀(十三) 大海篇』高田郁[著](角川春樹事務所)

宝暦元年に浅草田原町に江戸店を開いた五鈴屋は、仲間の尽力を得て、一度は断たれた呉服商いに復帰、身分の高い武家を顧客に持つことで豪奢な絹織も扱うようになっていた。だが、もとは手頃な品々で人気を博しただけに、次第に葛藤が生まれていく。吉原での衣裳競べ、新店開業、まさかの裏切りや災禍を乗り越え、店主の幸や奉公人たちは「衣裳とは何か」「商いとは何か」、五鈴屋なりの答えを見出していく。時代は宝暦から明和へ、「買うての幸い、売っての幸せ」を掲げて商いの大海へと漕ぎ進む五鈴屋の物語、いよいよ、ここに完結。(角川春樹事務所ウェブサイトより)

2位『落日』湊かなえ[著](角川春樹事務所)

わたしがまだ時折、自殺願望に取り付かれていた頃、サラちゃんは殺された──新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。十五年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた『笹塚町一家殺害事件』。笹塚町は千尋の生まれ故郷でもあった。香はこの事件を何故撮りたいのか。千尋はどう向き合うのか。そこには隠された驚愕の「真実」があった……令和最高の衝撃&感動の長篇ミステリー。(角川春樹事務所ウェブサイトより)

3位『希望の糸』東野圭吾[著](講談社)

東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語。「死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。(講談社ウェブサイトより)

4位『内憂 惣目付臨検仕る(四)』上田秀人[著](光文社)

5位『魔眼の匣の殺人』今村昌弘[著](東京創元社)

6位『今夜、世界からこの恋が消えても』一条岬[著](KADOKAWA)

7位『御留山 新・酔いどれ小籐次(二十五)』佐伯泰英[著](文藝春秋)

8位『誤ちの絆 警視庁総合支援課』堂場瞬一[著](講談社)

9位『風と行く者―守り人外伝―』上橋菜穂子[著](新潮社)

10位『イマジン?』有川ひろ[著](幻冬舎)

〈文庫ランキング 8月23日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年8月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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