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- 台湾侵攻6
- 価格:1,100円(税込)
8月30日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『ONE PIECE FILM RED』が獲得した。
第2位は『台湾侵攻6 日本参戦』。第3位は『連合艦隊西進す1 日独開戦』となった。
2位の『台湾侵攻6 日本参戦』は中国による台湾への侵攻を描いた大石英司さんによる人気シリーズの最新刊。現実の東アジア情勢やロシアによるウクライナ侵攻を下敷きにしたリアリティのある展開で人気。8月31日自民党の麻生副総裁が派閥の研修会で、台湾有事の際には日本でも戦争が起きる可能性があると発言し物議を醸した。同作の最新6巻でも日本の参戦が描かれ、話題となっている。
4位以下で注目は8位に初登場の『遠巷説百物語』。京極夏彦さんによる時代ミステリ小説。遠野で起こる「化け物騒動」の裏にある「仕掛け」を描く。直木賞を受賞した『後巷説百物語』(KADOKAWA)の続編のノベルス版。本作も第56回吉川英治文学賞を受賞している。
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- ONE PIECE FILM RED
- 価格:770円(税込)
1位『ONE PIECE FILM RED』尾田栄一郎[原作]黒岩勉[劇場版脚本]江坂純[小説](集英社)
『ONE PIECE』25周年記念作品! 世界中が熱狂する歌姫・ウタ。素性を隠したまま発信する彼女の歌声は“別次元”と評されるほど。そんなウタがライブで初めて公の前に姿を現す! 彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味たち、海賊、海軍、ありとあらゆる世界中のファンが会場を埋め尽くす中、ウタが“シャンクスの娘”という衝撃的な事実が発覚! 世界を揺るがす戦いにルフィが挑む! 総合プロデューサーを務めるのは、原作者の尾田栄一郎。監督を務めるのは、人気アニメ「コードギアス」シリーズなど国内外から高い評価を得ている谷口悟朗。2022年8月6日公開、3年ぶりとなる待望の劇場版最新作をノベライズ!(集英社ウェブサイトより)
2位『台湾侵攻6 日本参戦』大石英司[著](中央公論新社)
台中市陥落を受け、ついに日本が動き出した。水陸機動団ほか諸部隊を、海空と連動して台湾に上陸させる計画を策定する。人民解放軍を驚愕させるその作戦の名は、玉山(ユイシャン)—-。(中央公論新社ウェブサイトより)
3位『連合艦隊西進す1 日独開戦』横山信義[著](中央公論新社)
ソ連と不可侵条約を締結したドイツは勢いのままに大陸を席巻、英本土に上陸し首都ロンドンを陥落させた。東アジアに逃れた英艦隊は日本に亡命。これによりヒトラーの怒りは日本に波及した。(中央公論新社ウェブサイトより)
4位『SPY×FAMILY 家族の肖像』遠藤達哉[原作]矢島綾[小説](集英社)
5位『天使たちの課外活動9 極光城の魔法使い』茅田砂胡[著](中央公論新社)
6位『百万ドルは天使の対価 華麗なる富豪兄弟 II』マヤ・ブレイク[作]若菜もこ[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)
7位『秘密を身ごもったナニー』シャロン・ケンドリック[作]山科みずき[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)
8位『遠巷説百物語』京極夏彦[著](中央公論新社)
9位『復讐のウエディングベル ハーレクイン・ロマンス~伝説の名作選~』ルーシー・モンロー[作]高橋美友紀[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)
10位『ばらよりも赤く 至福の名作選』エマ・ダーシー[作]山田信子[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)
〈ノベルスランキング 8月30日トーハン調べ〉
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