「幻の短編」収録で人気爆発 大河ファンタジー「十二国記」初のガイドブックが14万部突破[文芸書ベストセラー]

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 9月6日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『「十二国記」30周年記念ガイドブック』が獲得した。
 第2位は『その本は』。第3位は『異世界のんびり農家 13』となった。

 先週2位から1位に躍進した『「十二国記」30周年記念ガイドブック』は小野不由美さんによる大河ファンタジーシリーズ「十二国記」初のガイドブック。「十二国記」は「完全版」全10点15冊で累計発行部数1280万部を超える超大作ファンタジー。ガイドブックは全作品紹介や人物紹介、用語や歴史の解説に加え、CDブック付属のブックレットで発表されファンの間では幻の短編とされてきた「漂舶」も掲載されファン垂涎の一冊となっている。9月3日に放送されたTBS系バラエティ番組「王様のブランチ」で紹介され大きな話題に。現在発行部数は14万部。

1位『「十二国記」30周年記念ガイドブック』新潮社[編](新潮社)

1991年に誕生した大人気シリーズ「十二国記」を様々な視点から辿る、初のガイドブック。30周年を祝したアートギャラリーでは、萩尾望都・藤崎竜・芥見下々・羽海野チカ・清原紘・いとうのいぢ・遠田志帆・THORES柴本・千景の超豪華9名による描き下ろしイラストを掲載。巻末には”幻の短編”「漂舶 十二国記外伝」を特別収録。(新潮社ウェブサイトより)

2位『その本は』又吉直樹[著]ヨシタケシンスケ[著](ポプラ社)

泣けて笑えて胸を打たれて、ラストはさすがのオチに大笑い!又吉直樹とヨシタケシンスケによる抱腹絶倒・感涙必至の本の旅!(ポプラ社ウェブサイトより)

3位『異世界のんびり農家 13』内藤騎之介[著](KADOKAWA)

海といえば、バーベキュー!と、ダンジョン攻略!!(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子[著](講談社)

5位『#真相をお話しします』結城真一郎[著](新潮社)

6位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)

7位『夜に星を放つ』窪美澄[著](文藝春秋)

8位『オーバーロード16 半森妖精の神人 [下]』丸山くがね[著](KADOKAWA)

9位『月が導く異世界道中 18』あずみ圭[著](アルファポリス)

10位『勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。 3』くろぬか[著](双葉社)

〈文芸書ランキング 9月6日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年9月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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