【気になる!】新書『牟田口廉也とインパール作戦 日本陸軍「無責任の総和」を問う』関口高史著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (日本史) 『牟田口廉也とインパール作戦』 著者 関口高史 [著] 出版社 光文社 ジャンル 歴史・地理/日本歴史 ISBN 9784334046163 発売日 2022/07/13 価格 1,188円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【気になる!】新書『牟田口廉也とインパール作戦 日本陸軍「無責任の総和」を問う』関口高史著 [レビュアー] 産経新聞社 約3万人の死者を出した悪名高いインパール作戦の責任者として今も指弾される牟田口廉也中将。だがなぜこの作戦は認可され、敗因もどこまで彼一人の個性に帰せられるべきなのか。 脅威に合わせて戦備を整える余裕がある英米などの「環境重視型軍隊」に対し、持たざる国日本はひとたび決まった任務に猛進する「任務重視型軍隊」を作らざるを得なかった。そして牟田口は、その模範的な体現者だった。元防大戦略教官がプロの視点で当時の陸軍の組織論理を分析し、失敗の真因に迫る。(光文社新書・1188円) 2022年9月11日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 光文社 産経新聞社 関口高史 牟田口廉也とインパール作戦 日本陸軍「無責任の総和」を問う