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- ハヤブサ消防団
- 価格:1,925円(税込)
9月13日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『ハヤブサ消防団』が獲得した。
第2位は『デスマーチからはじまる異世界狂想曲 26』。第3位は『その本は』となった。
1位に初登場の『ハヤブサ消防団』は池井戸潤さんの最新作。東京からのどかな田園地帯「ハヤブサ地区」に移住してきたミステリ作家が主人公。地域の仲間に誘われ消防団に入団し、ハヤブサ地区で起こっていた連続放火事件に遭遇する。田舎暮らしを満喫するはずの主人公は事件の隠された真実を追うことに。
池井戸さんは刊行に合わせ、地域の防災を担う消防団の実像を知るために2021年に消防庁長官に就任した内藤尚志氏(22年6月28日付で総務審議官に就任)を訪問。内藤氏は自身も池井戸作品の読者だと語り、今作も《一気に読み終えた後には少し物悲しい余韻が胸に残る、とてもすばらしい作品》と評した。池井戸さんは出身の岐阜県の地元の友人たちが皆消防団に入っており、執筆中疑問があれば彼らにLINEで尋ねていたと告白。内藤さんは消防団員のなり手が減っていることをあげ、《もし『ハヤブサ消防団』が映像化されることがあれば、ビシッとした若い消防団員の姿を紹介していただけると、さらにありがたい》と同作で取り上げられたことで認知が広まることに期待を寄せた。
1位『ハヤブサ消防団』池井戸潤[著](集英社)
ミステリ作家vs連続放火犯 のどかな集落を揺るがす闘い!(集英社ウェブサイトより)
2位『デスマーチからはじまる異世界狂想曲 26』愛七ひろ[著](KADOKAWA)
王都のクーデターを解決し、移民と共にムーノ領に帰還したサトゥー達。太守に任命され慌ただしい日々を送る中、ヨウォーク王国に現れた魔王討伐に協力することに。しかしどうもこの事件は人為的なもののようで……?(KADOKAWAウェブサイトより)
3位『その本は』又吉直樹[著]ヨシタケシンスケ[著](ポプラ社)
泣けて笑えて胸を打たれて、ラストはさすがのオチに大笑い!又吉直樹とヨシタケシンスケによる抱腹絶倒・感涙必至の本の旅!(ポプラ社ウェブサイトより)
4位『「十二国記」30周年記念ガイドブック』新潮社[編](新潮社)
5位『怪盗フラヌールの巡回』西尾維新[著](講談社)
6位『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子[著](講談社)
7位『#真相をお話しします』結城真一郎[著](新潮社)
8位『異世界に転移したら山の中だった。反動で強さよりも快適さを選びました。 9』じゃがバター[著](ツギクル)
9位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)
10位『オーバーロード16 半森妖精の神人 [下]』丸山くがね[著](KADOKAWA)
〈文芸書ランキング 9月13日トーハン調べ〉
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