「これがヒントだな」見抜いたつもりが見事にひっくり返される! 書評家も驚いた倒叙ミステリに続編が登場[文芸書ベストセラー]

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 9月21日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『ハヤブサ消防団』が獲得した。
 第2位は『invert II 覗き窓の死角』。第3位は『「十二国記」30周年記念ガイドブック』となった。

 2位に初登場の『invert II 覗き窓の死角』。相沢沙呼さんによる探偵・城塚翡翠を主人公とした人気シリーズ第三作。第一作目の『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社)は「このミステリーがすごい!」2020年版国内編で第1位を獲得するなど数々のミステリー賞に輝いた話題作。今作も二作目の『invert 城塚翡翠倒叙集』(講談社)に続きinvertを冠し、犯人視点で描かれるスリル溢れる倒叙ミステリとなっている。

 前作『invert ~』について書評家の大矢博子さんは《いかにも怪しい描写が撒き餌のように用意され、「これがヒントだ、見抜いた!」と悦に入っていると華麗なほど見事にひっくり返される、その心地よさよ!》と生粋のミステリ読みでも騙されてしまうと告白。《犯人だけでなく、読者もまた翡翠(と作者)の手のひらの上でころころと転がされてしまうのだ。》とその仕掛けを絶賛している。

1位『ハヤブサ消防団』池井戸潤[著](集英社)

ミステリ作家vs連続放火犯 のどかな集落を揺るがす闘い!東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは?地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。(集英社ウェブサイトより)

2位『invert II 覗き窓の死角』相沢沙呼[著](講談社)

反転、再び。あなたは探偵の推理を推理することができますか?嵐の山荘に潜む若き犯罪者。そして翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、すべてを見通す城塚翡翠。だが、挑むような表情の翡翠の目には涙が浮かぶ。その理由とはーー。ミステリランキング5冠『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く待望の第3作目。犯人視点で描かれる倒叙ミステリの金字塔!(講談社ウェブサイトより抜粋)

3位『「十二国記」30周年記念ガイドブック』新潮社[編](新潮社)

1991年に誕生した大人気シリーズ「十二国記」を様々な視点から辿る、初のガイドブック。30周年を祝したアートギャラリーでは、萩尾望都・藤崎竜・芥見下々・羽海野チカ・清原紘・いとうのいぢ・遠田志帆・THORES柴本・千景の超豪華9名による描き下ろしイラストを掲載。巻末には”幻の短編”「漂舶 十二国記外伝」を特別収録。(新潮社ウェブサイトより)

4位『その本は』又吉直樹[著]ヨシタケシンスケ[著](ポプラ社)

5位『おいしいごはんが食べられますように』高瀬隼子[著](講談社)

6位『デスマーチからはじまる異世界狂想曲 26』愛七ひろ[著](KADOKAWA)

7位『#真相をお話しします』結城真一郎[著](新潮社)

8位『怪盗フラヌールの巡回』西尾維新[著](講談社)

9位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)

10位『此の世の果ての殺人』荒木あかね[著](講談社)

〈文芸書ランキング 9月21日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年9月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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