福山雅治×柴咲コウ 人気バディの復活で映画「沈黙のパレード」が大ヒットスタート 文庫版もベストセラー1位

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 9月21日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『沈黙のパレード』が獲得した。
 第2位は『セピア色の回想録 杉原爽香49歳の春』。第3位は『リコリス・リコイル Ordinary days』となった。

 1位の『沈黙のパレード』は2018年に単行本で発売され、2021年に文庫化された東野圭吾さんの長編ミステリ。1996年に発表された短編からはじまった大人気の「探偵ガリレオ」シリーズ4冊目の長編だ。2007年にフジテレビ系で放送されたテレビドラマ版「ガリレオ」では主人公・湯川学を福山雅治さん、相棒の内海薫を柴咲コウさんが演じて大人気となった。2022年9月16日に「沈黙のパレード」が劇場版第3作として公開。福山さんと柴咲さんの再共演で大きな話題となっている。映画版は公開から祝日を含んだ4日間で興行収入6億9600万円、動員49万3000人を記録する大ヒットスタートとなっている(興行通信社調べ)。

1位『沈黙のパレード』東野圭吾[著](文藝春秋)

静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺された――容疑者は女性を愛した普通の人々。彼らの“沈黙”に、天才物理学者・湯川が挑む! ガリレオvs.善良な市民たち“容疑者X”はひとりじゃない。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『セピア色の回想録 杉原爽香49歳の春』赤川次郎[著](光文社)

大富豪・三田村朋哉は、孫娘の奈美に、遺産を渡したい人物として杉原爽香の名前を挙げる。以前、助けられたことがあるらしいが、爽香にはさっぱり覚えがない。一方、娘の珠実は中学一年に。放課後に担任・里谷美穂の手伝いをしたおり、コピー機に置き忘れられた書類に気付き、里谷に預ける。だがその夜、里谷から不可解な内容のメールが届き、彼女は襲われてしまう。(光文社ウェブサイトより)

3位『リコリス・リコイル Ordinary days』Spider Lily[原案・監修]アサウラ[著](KADOKAWA)

これは、喫茶リコリコの日常的な非日常を描いたささやかな物語!(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『名乗らじ 空也十番勝負(八)』佐伯泰英[著](文藝春秋)

5位『花下に舞う』あさのあつこ[著](光文社)

6位『希望の糸』東野圭吾[著](講談社)

7位『傲慢と善良』辻村深月[著](朝日新聞出版)

8位『百花』川村元気[著](文藝春秋)

9位『落日』湊かなえ[著](角川春樹事務所)

10位『大名倒産 上』浅田次郎[著](文藝春秋)

〈文庫ランキング 9月21日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年9月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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