【気になる!】文庫『紅はこべ』バロネス・オルツィ著、圷(あくつ)香織訳 レビュー 産経新聞 [レビュー] (海外の小説・詩集/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド) 『紅はこべ』 著者 Orczy, Emmuska Orczy, 1865-1947 /圷, 香織 出版社 東京創元社 ISBN 9784488507039 価格 990円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 【気になる!】文庫『紅はこべ』バロネス・オルツィ著、圷(あくつ)香織訳 [レビュアー] 産経新聞社 宝塚歌劇やブロードウェイミュージカルともなった歴史ロマンスの新訳。著者は、推理小説『隅の老人の事件簿』でも知られる。 フランス革命が進行中の1792年、貴族というだけでギロチン台に送られる人々に救いの手を差し伸べ、イギリスに脱出させる謎の集団がいた。その大胆な脱走計画の告知状の印から、彼らは「紅はこべ」と呼ばれていた―。 冒険あり恋愛ありの手に汗を握る物語が、英仏を舞台に繰り広げられる。20世紀初頭にイギリスで出版。村岡花子訳をはじめ翻訳版が何度も刊行されており、読み比べる楽しみ方も。(創元推理文庫・990円) 2022年9月25日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 東京創元社 紅はこべ バロネス・オルツィ