チームYOASOBI、水鈴社が新人作家発掘・育成プログラム始動!~『はじめての』文芸部創設~

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チームYOASOBI、水鈴社が新人作家発掘・育成プログラム始動!~『はじめての』文芸部創設~

株式会社水鈴社と株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントは、次世代の文芸界を担う作家を発掘・育成するプログラム「『はじめての』文芸部」を創設し、2022年9月21日(水)より第1期部員を募集することといたします。

「はじめての」プロジェクトは、島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都という現代日本文芸界を牽引する直木賞作家たちが、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIとコラボレーションし、小説、音楽、映像など、さまざまなジャンルで作品を展開しながら物語世界をつくりあげていく企画です。
今年2月には作家4名による短編を収録したアンソロジー小説『はじめての』を刊行し、小説を原作とするYOASOBIの楽曲第1弾「ミスター」(原作短編タイトル:島本理生「私だけの所有者」)をリリース。続いて5月には「ミスター」のミュージックビデオの公開と、楽曲第2弾「好きだ」(原作短編タイトル:森絵都「ヒカリノタネ」)をリリースし、現在、『はじめての』は7万5千部、「ミスター」、「好きだ」も各配信サイトでトップチャートに名を連ねるベストセラーとなっています。
今後も、辻村深月の「ユーレイ」、宮部みゆきの「色違いのトランプ」を原作とした楽曲などを順次発表する予定です。
・「はじめての」プロジェクト 特設サイト:https://yoasobi-music.jp/hajimeteno/

そして、本プロジェクトの新たな取り組みとして、作家を発掘・育成するプログラム「『はじめての』文芸部」を創設いたします。若い世代へ向けた物語を創造する新たな才能を、出版業界・音楽業界横断で見出し、支援し、作品を世に届けることで、文芸の未来の活力となることを目指します。

物語を生み出す魅力を、できるだけ多くの人に体験していただく機会とするため、応募はエンタテインメント小説であればジャンルを問わず、プロ・アマその他の資格も問いません。また、応募時に提出いただくのは梗概と小説の冒頭部分です。水鈴社およびSMEのチームYOASOBIが厳正な審査を実施し、部員を選出した後、水鈴社の編集者が小説を完成に至るまで執筆のサポートをいたします。完成した小説は、水鈴社より単行本として刊行する他、YOASOBIによる楽曲化を含むメディアミックスプロジェクトを、物語世界に相応しい形で模索します。
第1期は、若干名を部員としてお迎えする予定です。

『はじめての』著者とYOASOBIからのメッセージ


撮影:澁谷征司

物語を書くことは、心の中に、自分の居場所を作ることだと思います。
それがまた誰かの居場所になり、つながっていく。

小さな机の上から宇宙まで想像力が広がっていくような世界で、あなたと出会えるのを待っています。
島本理生(楽曲「ミスター」原作小説「私だけの所有者」著者)

好きな音楽を聞いた時、小説や映画に感動した時、「自分もこんなの書いてみたい!」と思うことがあると思います。
そんな気持ちに出会ったら、思いきって書いてみてください。
何かや誰かから始まった憧れが、あなたにしか書けない物語になる日がきっとくる。
そんな小説を楽しみにしています。
辻村深月(「ユーレイ」著者)

物語を創り始めると、人生が一つではなくなります。
リアルな自分の人生と、頭のなかで創造している登場人物たちの人生とが、パラレルワールドみたいにいつも併走している。
幸福のバリエーションが増えますし、リアルな人生のなかの失敗や挫折が、創造中の物語を強靱にする材料になることもあります。
楽しいですよ!
宮部みゆき(「色違いのトランプ」著者)

勇気を出して人に見せる。意見をもらう。時にはぶつかり合う。
そのプロセスはきっとあなたに、物作りの武器となる客観性や柔軟性をもたらしてくれるはず。
自分一人の居心地のいい世界を離れて、どうか一歩を踏み出してください。
森絵都(楽曲「好きだ」原作小説「ヒカリノタネ」著者)

小説を音楽に、というテーマのもと旗揚げしたその瞬間からずっと、YOASOBIは物語と共に在ります。
これまでYOASOBIの楽曲の原作となった小説は、作者の年齢も性別も、作品のジャンルも文章量もさまざまです。ですが、全ての小説には共通して、悩み続けた痕跡がありました。
大切な作品の種をどうやってより良いものにするか思い悩むことは、とても爽快で楽しいものだと僕は思っています。
思いのままに悩み、書いては消してを繰り返し、頭に浮かんだ未来の傑作に心を躍らせながら丁寧に紡ぐ物語。
そんな素敵な小説に出会えることを楽しみにしています。
Ayase(YOASOBI コンポーザー)

「夜に駆ける」をはじめ、これまで数々の楽曲の原作小説の多くが、monogatary.comに投稿された物語です。
私も日々自分自身と対話しながら、言葉と真正面から向き合い、音楽を作っています。
あなただけの言葉と、あなただけの物語にいつか出会えることを楽しみにしています。
ikura(YOASOBI ボーカル)

本プログラムの主催者よりメッセージ

誰も読んだことのない、“面白い物語”を募集します。多少荒削りでも構いません。いま、この時代だから生まれた、誰かの人生の宝物となる物語と、才能あふれる新たな書き手の誕生を、心から楽しみにしています。
―水鈴社代表取締役社長 篠原一朗

創部間もない部活が、部員の突き抜けた熱意と才能、それを的確に導く指導者、常識破りな戦略のトライアングルで強豪に打ち勝ち天下を獲る。いくつになってもそんな展開に心震えてしまうので、部活を作りました。入部お待ちしています。
― YOASOBIスタッフ/ monogatary.com運営 ソニー・ミュージックエンタテインメント 屋代陽平

『はじめての』文芸部に関する今後の活動については、YOASOBIのTwitterアカウント、旅する本屋さんYOASOBI号のInstagramアカウントより随時情報発信いたします。

・YOASOBI Twitterアカウント https://twitter.com/YOASOBI_staff
・旅する本屋さんYOASOBI号Instagramアカウント https://www.instagram.com/yoasobi_go/

『はじめての』文芸部 応募要項

・応募資格:プロ・アマ、その他の資格を問いません
・対象:エンタテインメント小説
 ※日本語で書かれたオリジナル作品であれば、ジャンルは問いません。
 ※monogatary.com以外の小説投稿サイトやインターネット上で発表した作品、自費出版した作品、他新人賞等に応募した作品のエントリーはできません。
・エントリー原稿および文字数規定:梗概(3,000文字~4,000文字程度)、作品の冒頭部分6,000文字~8,000文字程度)
・エントリー方法:『はじめての』文芸部特設サイト・エントリーフォーム( https://www.yoasobi-music.jp/hajimetenobungeibu/ )より必要事項をご入力ください。
・応募締切:2023年1月10日(火)
・募集人数:若干名
・発表:2023年3月予定 「はじめての」プロジェクト特設サイト
https://www.yoasobi-music.jp/hajimeteno/)および各種SNS、メディアにて発表
・選考:株式会社水鈴社の編集者およびチームYOASOBIによる厳正な審査の上、決定いたします。※『はじめての』著者は、選考には携わりません。
・備考:
選考内容に関するお問い合わせにはお答えできません。
エントリーされた方の個人情報は厳重に管理し、本企画以外の目的に利用することはありません。

第1期部員の皆さまにはメディア取材、SNSを活用したプロモーション活動にご協力いただきます。
第1期部員のエントリー作品は、完成ののち、YOASOBIによる楽曲化を含むメディアミックスプロジェクトを検討、作品に合った形で進行してまいります。
第1期部員のエントリー作品の出版権(活字媒体および電子形態を含む)、楽曲、映画、ビデオ、テレビドラマ化、DVD化等の映像化権、放送権、その他二次利用に関する権利は「はじめての」プロジェクト(株式会社水鈴社および株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)に帰属します。
monogatary.comに投稿したエントリー原稿については、結果発表後の編集は自由です。
プログラムの内容は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

「はじめての」プロジェクト作品情報
詳しくは、特設サイト https://yoasobi-music.jp/hajimeteno/ をご覧ください。

※本イベント情報は2022年9月28日現在のPR TIMESの情報を元に作成しています。内容が更新されている場合がございますので、最新の情報は主催者ページをご確認ください。

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