浜辺美波も期待 阿部智里の和風ファンタジー、八咫烏シリーズ最新作『烏の緑羽』がベストセラー

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 10月12日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『転生したらスライムだった件 20』が獲得した。
 第2位は『ハヤブサ消防団』。第3位は『烏の緑羽』となった。

 3位に初登場の『烏の緑羽』は阿部智里さんによる和風ファンタジー、八咫烏シリーズの最新刊。同シリーズは平安王朝風のみやびな異世界を舞台に魅力的なキャラクターたちが躍動する壮大なファンタジー小説。外伝2冊を含め、11冊が刊行されている。今作は2020年9月に発売された『楽園の烏』(文藝春秋)からはじまった第二部の3作目。『楽園の烏』も文庫版が10月5日に発売され、トーハンの週間ベストセラーランキング10月12日発表分では文庫部門でも同作が3位にランクインしている。女優の浜辺美波さんは同シリーズの大ファンであることを公言しており、『烏の緑羽』発売翌日にはInstagramのストーリーに新刊への期待を投稿。浜辺さんは『楽園の烏』発売時にはTwitterに《今回から新章開幕ということで ぞくぞくしました!! 面白すぎて1日で読んじゃいました!!》と投稿し、ファンの間でも話題となっていた。

1位『転生したらスライムだった件 20』伏瀬[著](マイクロマガジン社)

シリーズ累計3000万部突破!最強転生ファンタジー最新刊いよいよ登場。(マイクロマガジン社ウェブサイトより)

2位『ハヤブサ消防団』池井戸潤[著](集英社)

ミステリ作家vs連続放火犯 のどかな集落を揺るがす闘い! 東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは? 地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の”田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。(集英社ウェブサイトより)

3位『烏の緑羽』阿部智里[著](文藝春秋)

「なぜ、私の配下になった?」 生まれながらに山内を守ることを宿命づけられた皇子。葛藤と成長、彼らのその先には――(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『1と0と加藤シゲアキ』加藤シゲアキ[文・編](KADOKAWA)

5位『ふつつかな悪女ではございますが5 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』中村颯希[著](一迅社)

6位『#真相をお話しします』結城真一郎[著](新潮社)

7位『その本は』又吉直樹[著]ヨシタケシンスケ[著](ポプラ社)

8位『「十二国記」30周年記念ガイドブック』新潮社[編](新潮社)

9位『サイレント・ウィッチ IV -after- 沈黙の魔女の事件簿』依空まつり[著](KADOKAWA)

10位『くま クマ 熊 ベアー 19』くまなの[著](主婦と生活社)

〈文芸書ランキング 10月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年10月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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