『クィア・アートの世界』海野弘監修 レビュー 産経新聞 [レビュー] (アート・エンターテイメント) 『クィア・アートの世界』 著者 海野弘 [著] 出版社 パイ インターナショナル ジャンル 芸術・生活/絵画・彫刻 ISBN 9784756255945 発売日 2022/09/14 価格 4,620円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『クィア・アートの世界』海野弘監修 [レビュアー] 産経新聞社 性的少数者を表す言葉「クィア」。本書では、抑圧や偏見、差別が原因でこれまでアートと認められていなかった作品を広く「クィア・アート」と位置付けた。多岐にわたるジャンルの作品を取り上げながら、古代エジプトから現代に至るもう一つの美術史をたどっている。 ボーイッシュな女性の風俗画で人気を得たゲルダ・ビーグナー、全裸で泳ぐ若者の絵を描き続けたヘンリー・スコット・テュークら知られざる画家の紹介のほか、巨匠カラバッジョやベラスケスらによる美術史上の名作も、クィアの観点から捉え直している。(パイ・インターナショナル・4620円) 2022年11月6日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 海野弘 パイ インターナショナル クィア・アートの世界