時代ファンタジー「しゃばけ」が創業332年の老舗・山本山とコラボ[文庫ベストセラー]

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 12月6日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『いちねんかん』が獲得した。
 第2位は『小説 すずめの戸締まり』。第3位は『母性』となった。

 1位に初登場の『いちねんかん』は畠中恵さんのファンタジー時代小説「しゃばけ」シリーズの第19弾。江戸の大店長崎屋の若だんながあやかしたちと難事件を解決する同シリーズ。NHK総合で実写ドラマ化された他、漫画化、舞台化もされシリーズ累計発行部数950万部を突破している。今作では湯治のため店を空ける両親に代わり若だんなが一年間店を守ることになる。疫病や盗人など様々な騒ぎが長崎屋に降りかかり、若だんなは果たして一年間を乗り切れるのか。今作を買うと創業332年の日本橋の老舗・山本山とコラボした「山本山×しゃばけ 特製煎茶ティーバッグ缶」が300名に当たる抽選企画に応募できる。応募締切は2023年1月16日。

1位『いちねんかん』畠中恵[著](新潮社)

江戸の大店長崎屋の主夫妻が旅に出かけ、父から店を託された若だんなは大張り切り。しかし、盗人に狙われたり、奉公人となった妖が騒ぎを起こしたり、相変わらずのてんやわんや。おまけに江戸に疫病が大流行!長崎屋に疫病神と疫鬼が押しかけてくるし、若だんなは無事に長崎屋と皆を守れるの~?波乱万丈なシリーズ最新刊。(新潮社ウェブサイトより)

2位『小説 すずめの戸締まり』新海誠[著](KADOKAWA)

扉の向こうにはすべての時間があった。新海誠自らが綴る原作小説!(KADOKAWAウェブサイトより抜粋)

3位『母性』湊かなえ[著](新潮社)

女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。(新潮社ウェブサイトより)

4位『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん5』燦々SUN[著](KADOKAWA)

5位『月の満ち欠け』佐藤正午[作](岩波書店)

6位『罪の轍』奥田英朗[著](新潮社)

7位『ある男』平野啓一郎[著](文藝春秋)

8位『風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)』原田マハ[著](PHP研究所)

9位『ライオンのおやつ』小川糸[著](ポプラ社)

10位『十字架のカルテ』知念実希人[著](文藝春秋)

〈文庫ランキング 12月6日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年12月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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