NHK Eテレで人気のスローライフ番組「やまと尼寺 精進日記」番組本三冊目が発売[ノンフィクションベストセラー]

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 12月6日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『20代で得た知見』が獲得した。
 第2位は『やまと尼寺 精進日記 3 ひとり生きる豊穣』。第3位は『木戸番の番太郎 昔の噺と食の愉しみ (2)』となった。

 2位に初登場の『やまと尼寺 精進日記 3 ひとり生きる豊穣』は、NHK Eテレで放送された「やまと尼寺 精進日記」の書籍化第三弾。奈良の山寺で暮らす住職たちの日常を紹介し話題の同番組。書籍では自然の恵みを生かした料理の数々や住職を慕って集まる里の人々との交流を描き、これまでにシリーズ累計で15万部を突破している。第三弾となる今作では、コロナ禍で一人暮らしとなった住職のこれまでと変わらぬ生活の様子や四季の料理のレシピ、里山の美しい景色の画像などが収録されている。

 4位以下で注目は7位の『人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった』。世界的ベストセラー『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリさんが、子どもたちに向けて綴った一冊。小学校中学年からでも読めるように、カラーイラストや年表・図表を多数収録し、『サピエンス全史』でも描かれた人類の歴史がわかりやすく解説されている。

1位『20代で得た知見』F[著](KADOKAWA)

人生は忘れがたい断片にいくつ出会い、心動かされたかで決まる(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『やまと尼寺 精進日記 3 ひとり生きる豊穣』NHK「やまと尼寺精進日記」制作班[著](NHK出版)

こころ豊かで朗らかな「ひとり暮らし」がここにある。15万部突破のシリーズ最新刊!(NHK出版ウェブサイトより抜粋)

3位『木戸番の番太郎 昔の噺と食の愉しみ (2)』くるねこ大和[著](幻冬舎コミックス)

2巻目も、あさり飯やら玉子焼きやら、素朴な美味いモンがずらり。古典落語の元ネタも、「へっつい幽霊」「王子の狐」などバラエティに富んだ10本で構成。城下町の入り口で住み込みの番人として働く木戸番・番太郎の周りでは、今日も何かと騒動が…!趣味人の長さん、納豆売りの少女・ハル坊、あくび指南の先生など、いつもの面々も登場。古典落語に季節の美味いものを加え、くるねこ大和流にアレンジした、初心者も玄人も楽しめる落語絵巻!(幻冬舎コミックスウェブサイトより)

4位『我慢して生きるほど人生は長くない』鈴木裕介[著](アスコム)

5位『心をととのえるスヌーピー 悩みが消えていく禅の言葉』チャールズ・M・シュルツ[著]谷川俊太郎[訳]枡野俊明[監修](光文社)

6位『あなたを殺すサイコパス』松井住仁[著](幻冬舎メディアコンサルティング)

7位『人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった』ユヴァル・ノア・ハラリ[著]リカル・ザプラナ・ルイズ[絵]西田美緒子[訳](河出書房新社)

8位『金曜日のほろよい1000円ふたりメシ』おづまりこ[著](文藝春秋)

9位『夜は猫といっしょ 4』キュルZ[著](KADOKAWA)

10位『天路の旅人』沢木耕太郎[著](新潮社)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 12月6日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年12月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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