「岸辺露伴は動かない」映画化でノベライズ3作がベストセラー 原作本は一部でプレミア化[ノベルスベストセラー]

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 1月11日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』が獲得した。
 第2位は『チェンソーマン バディ・ストーリーズ』。第3位は『ONE PIECE FILM RED』となった。

 2023年初となるランキングは昨年末に放送されたNHK総合の実写ドラマ版「岸辺露伴は動かない」の影響で小説版「岸辺露伴」シリーズが3作ランクイン。10位にランクインした『恥知らずのパープルヘイズ』を含めると「ジョジョの奇妙な冒険」関連作で4作を占めている。また1月5日には読切作品「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の実写映画版が5月に公開されることが発表され大きな話題となっている。映画でも岸辺露伴を演じるのは引き続き俳優の高橋一生さん、バディ役である編集者の泉京香を演じるのもドラマと同じく飯豊まりえさん。原作の『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は2011年に集英社よりB5版の大判コミックスとして発売されており、現在でも入手可能だ。ただし一部ネット書店では定価以上の値段がつけられており注意が必要だ。定価は¥2,933(本体¥2,667)。

1位『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』荒木飛呂彦[原作]北國ばらっど[著](集英社)

大人気短編小説集の第3弾!杜王町在住の人気漫画家・岸辺露伴。リアリティには徹底的にこだわり、妥協なき漫画制作に取り組む男が遭遇する数々の奇譚とは……!?最上の音楽を見出そうとした男の末路(「黄金のメロディ」)。実写化を許諾したが故に起こる悲劇(「原作者 岸辺露伴」)。毎年六月に住人が蒸発する家(「5LDK○○つき」)。3つの物語を収録した小説集。(集英社ウェブサイトより)

2位『チェンソーマン バディ・ストーリーズ』藤本タツキ[原作]菱川さかく[小説](集英社)

『チェンソーマン』待望の初小説!自称名探偵・パワーと、助手・デンジが挑む怪事件!? 相棒だった頃の岸辺とクァンシ、その関係とは!? 姫野とアキ、その出会いと二人での初任務の行方は!? 以上、「バディ」をテーマにした三つの物語に、ボーナストラックとして、デンジ・パワー・アキの、夢の江の島旅行も収録。漫画では読めない全編完全オリジナルストーリー!(集英社ウェブサイトより)

3位『ONE PIECE FILM RED』尾田栄一郎[原作]黒岩勉[劇場版脚本]江坂純[小説](集英社)

『ONE PIECE』25周年記念作品!世界中が熱狂する歌姫・ウタ。素性を隠したまま発信する彼女の歌声は”別次元”と評されるほど。そんなウタがライブで初めて公の前に姿を現す!彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味たち、海賊、海軍、ありとあらゆる世界中のファンが会場を埋め尽くす中、ウタが”シャンクスの娘”という衝撃的な事実が発覚!世界を揺るがす戦いにルフィが挑む!総合プロデューサーを務めるのは、原作者の尾田栄一郎。監督を務めるのは、人気アニメ「コードギアス」シリーズなど国内外から高い評価を得ている谷口悟朗。2022年8月6日公開、3年ぶりとなる待望の劇場版最新作をノベライズ!(集英社ウェブサイトより)

4位『SPY×FAMILY 家族の肖像』遠藤達哉[原作]矢島綾[小説](集英社)

5位『ONE PIECE novel LAW』尾田栄一郎[原作]坂上秋成[著](集英社)

6位『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』荒木飛呂彦[原作]維羽裕介[著]北國ばらっど[著]宮本深礼[著]吉上亮[著](集英社)

7位『岸辺露伴は戯れない 短編小説集』荒木飛呂彦[原作]北國ばらっど[著]宮本深礼[著]吉上亮[著](集英社)

8位『怪獣8号 密着! 第3部隊』松本直也[著]安藤敬而[著](集英社)

9位『古事記異聞 陽昇る国、伊勢』高田崇史[著](講談社)

10位『恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-』上遠野浩平[著]荒木飛呂彦[原作](集英社)

〈ノベルスランキング 1月11日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年1月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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