「裸一貫!つづ井さん」最終巻発売も日記は継続 ブログも開設![ノンフィクションベストセラー]

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 2月28日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『安倍晋三 回顧録』が獲得した。
 第2位は『102歳、一人暮らし。 哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』。第3位は『裸一貫!つづ井さん5』となった。

 発売から3週連続でノンフィクション・ライトエッセイ部門1位の『安倍晋三 回顧録』は、今週は総合部門でも1位を獲得し、引き続き大きな注目を浴びている。

 3位に初登場の『裸一貫!つづ井さん5』は豊かな想像力と自由な発想で人生を楽しむ女子たちの日常を描いたコミックエッセイの最終巻。「オタク」や「腐女子」「アラサー」というカテゴライズにとらわれず、一人の人間として全力で毎日を楽しむ様子が描かれる。帯にはゲーム実況グループ・ナポリの男たちのhacchiさんが「眠れぬ夜に、心を助くる人がいる。つづ井さんがここにいる!」と推薦のコメントを寄せている。同作は5巻が最終巻となるが、つづ井さんはあらたにブログを開設し、Twitterとブログで日々日記を投稿していくと宣言している。

1位『安倍晋三 回顧録』安倍晋三[著]橋本五郎[聞き手]尾山宏[聞き手・構成]北村滋[監修](中央公論新社)

2022年7月8日、選挙演説中に凶弾に撃たれ、非業の死を遂げた安倍晋三元首相の肉声。なぜ、憲政史上最長の政権は実現したのか。一次政権のあっけない崩壊の後に確信したこと、米中露との駆け引き、政権を倒しに来る霞が関、党内外の反対勢力との暗闘……。乱高下する支持率と対峙し、孤独な戦いの中で、逆風を恐れず、解散して勝負に出る。この繰り返しで形勢を逆転し、回し続けた舞台裏のすべてを自ら総括した歴史的資料。オバマ、トランプ、プーチン、習近平、メルケルら各国要人との秘話も載録。あまりに機微に触れる――として一度は安倍元首相が刊行を見送った36時間にわたる未公開インタビューの全記録。(中央公論新社ウェブサイトより)

2位『102歳、一人暮らし。 哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』石井哲代[著]中国新聞社[著](文藝春秋)

よく寝てよく食べよくしゃべる。こんなかわいいおばあちゃんになりたい!「中国新聞」に”人生100年時代のモデル”として密着記事が連載され、RCCテレビ「イマナマ!」にも出演し、広島で大人気!102歳の哲代おばあちゃん、初めての本。自分らしくご機嫌に老いるためのヒントが満載。(文藝春秋ウェブサイトより抜粋)

3位『裸一貫!つづ井さん5』つづ井[著](文藝春秋)

裸一貫伝説、ついに完結――…!!!前向きな気持ちが湧いてくるHAPPYなコミックエッセイ、笑顔でフィナーレ??田舎暮らしのつづ井さん。お尻のお世話を極めたり、マッチングアプリに挑戦したり、お母さんに世界一優しい嘘をついてしまったり……さらに前世からの友人たちとエキセントリックな誕生日会を開くなど、かわらず楽しい毎日。一方、好きな作家さんとの対面でオタク暴走特急と化し、「あまりにも情報の少ない」推し俳優と3年ぶりに会うなど、ドッキドキな事件も!?集大成となる「ゾフ田のバースデーサプライズ」から「自分にとって推しとはなにか」真摯に考える話、橘さんによる特別絵日記まで、単行本でしか読めない70ページ以上の描きおろしを収録。「なんでもアリ」な日々の、全ての伏線が回収される最終巻!(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『20代で得た知見』F[著](KADOKAWA)

5位『我慢して生きるほど人生は長くない』鈴木裕介[著](アスコム)

6位『メンタル強め美女白川さん4』獅子[著](KADOKAWA)

7位『にゃんこ四字熟語辞典』西川清史[著](飛鳥新社)

8位『心をととのえるスヌーピー 悩みが消えていく禅の言葉』チャールズ・M・シュルツ[著]谷川俊太郎[訳]枡野俊明[監修](光文社)

9位『にゃんこ四字熟語辞典2』西川清史[著](飛鳥新社)

10位『養老先生、再び病院へ行く』養老孟司[著]中川恵一[著](エクスナレッジ)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 2月28日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年3月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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