東野圭吾 記念すべき100作目は『ラプラスの魔女』続編 映画で広瀬すずが演じた“魔女”円華が登場[文芸書ベストセラー]

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 3月22日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『魔女と過ごした七日間』が獲得した。
 第2位は『聖女の魔力は万能です 9』。第3位は『やさしさを忘れぬうちに』となった。

 1位の『魔女と過ごした七日間』は東野圭吾さんによるミステリ小説。同作は東野さん100作目の著作。指名手配犯探しのスペシャリスト“見当たり捜査員”だった父を亡くした少年の前に不思議な女性・円華が現れ、ともに事件の真相を追う。円華は雨が降るタイミングやルーレットで出る数字を言い当てる“魔女”だ。同作は円華が登場する「ラプラスの魔女」シリーズの三作目。第一作目は2015年に刊行された『ラプラスの魔女』(KADOKAWA)。第二作目はその前日譚を描いた『魔力の胎動』(KADOKAWA)。『ラプラスの魔女』は18年に映画化もされている。円華を広瀬すずさん、主人公の科学者・青江を櫻井翔さんが演じた。

1位『魔女と過ごした七日間』東野圭吾[著](KADOKAWA)

AIによる監視システムが強化された日本。指名手配犯捜しのスペシャリストだった元刑事が殺された。「あたしなりに推理する。その気があるなら、ついてきて」不思議な女性・円華に導かれ、父を亡くした少年の冒険が始まる。少年の冒険×警察ミステリ×空想科学記念すべき著作100作目、圧巻の傑作誕生!(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『聖女の魔力は万能です 9』橘由華[著](KADOKAWA)

アルベルトと婚約し幸せいっぱいのセイ。結婚式の準備が始まるなか、第一王子カイルを大使としたザイデラ使節団で、原因不明の病に倒れた者がいるとの話を聞く。セイが無関心でいられるはずもなく……急遽ザイデラ行きが決定!しかし出迎えてくれたカイルによると、誰も病に罹っていないという。さらにセイ達の帰路を断つかのように港が閉ざされてしまい……!?新たなグルメや魔法との出会いで、セイの魔力がまたしても大暴走!(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『やさしさを忘れぬうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)

ハリウッド映像化!世界320万部ベストセラーの『コーヒーが冷めないうちに』、第5巻が発売!(サンマーク出版ウェブサイトより抜粋)

4位『戦国小町苦労譚 十六、決戦! 小田原城』夾竹桃[著](アース・スターエンターテイメント)

5位『恋とそれとあと全部』住野よる[著](文藝春秋)

6位『ものがわかるということ』養老孟司[著](祥伝社)

7位『百花宮のお掃除係 8 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。』黒辺あゆみ[著](KADOKAWA)

8位『#真相をお話しします』結城真一郎[著](新潮社)

9位『署長シンドローム』今野敏[著](講談社)

10位『黄色い家』川上未映子[著](中央公論新社)

〈文芸書ランキング 3月22日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年3月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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