恐竜を世話する飼育員の奮闘を描いたマンガ 『ディノサン』試し読み

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 現代にもし、恐竜が現れたら……?

 今回ご紹介するマンガは「恐竜が絶滅しなかった世界」での、人の手で繁殖・飼育されている恐竜たちと、彼らを生物として世話する飼育員の奮闘の日々を描く『ディノサン』(新潮社)です。

 1946年にとある島で発見された恐竜。その後、繁殖や遺伝子操作によって、再生されることとなったが「とある事故」がきっかけで人々の心はすっかり恐竜から離れてしまう。

 そんな中、経営難に陥った恐竜園「江の島ディノランド」に新人飼育員として、須磨すずめが入社することに。恐竜に対して熱い思いを持つ彼女にとまどう園の職員たちだが……。

 今回は第1話「甘えん坊のユキ」を公開します。

 ***

木下いたる(きのした・いたる)
漫画家。『ギガントを撃て』(講談社)で、デビュー。「月刊コミックバンチ」にて『ディノサン』を連載中。
出身地:山梨県
イチオシの恐竜:ギガノトサウルス

新潮社
2023年4月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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株式会社新潮社のご案内

1896年(明治29年)創立。『斜陽』(太宰治)や『金閣寺』(三島由紀夫)、『さくらえび』(さくらももこ)、『1Q84』(村上春樹)、近年では『大家さんと僕』(矢部太郎)などのベストセラー作品を刊行している総合出版社。「新潮文庫の100冊」でお馴染みの新潮文庫や新潮新書、新潮クレスト・ブックス、とんぼの本などを刊行しているほか、「新潮」「芸術新潮」「週刊新潮」「ENGINE」「nicola」「月刊コミックバンチ」などの雑誌も手掛けている。

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