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- 汝、星のごとく
- 価格:1,760円(税込)
4月11日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『魔女と過ごした七日間』が獲得した。
第2位は『やさしさを忘れぬうちに』。第3位は『ふつつかな悪女ではございますが6~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』となった。
4位以下で注目は10位にランクインした『汝、星のごとく』。凪良ゆうさんが昨年8月に発表した長編小説。瀬戸内の島で高校生のときに出会った男女の恋愛模様を描く。それぞれの道を歩く二人は様々な困難と向き合いながら成長し、躓きながらも自らの愛を信じ、世間の正しさとは違う生き方を選択する。凪良さんは担当編集者との対談で《決して褒められたものではない彼らのふるまいに、「ああ、あの人たちはこういう生き方をするしかなかったし、それを自分たちで選ぶことを決めたんだ」と理解してもらえるものになっていたら、と今はただ願っています》と同作に込めた思いを語っている。同作は4月12日に発表された「2023年本屋大賞」で大賞を受賞している。
今週のランキングは本屋大賞の発表前週の売上が集計されているため、本屋大賞ノミネート作品がその他にも5位と7位に2作品ランクインしている。
5位の『#真相をお話しします』はミステリー界の超新星・結城真一郎さんによる驚愕の短編集。YouTuberやマッチングアプリ、リモート飲み会など現代的なテーマやガジェットを駆使しながら、予想外のラストに誰もが驚く正統派のミステリ小説となっている。
7位の『方舟』は閉鎖状況で起きた殺人事件を描いたクローズドサークルもの。地震により地下施設に閉じ込められてしまった登場人物たち。そんななか一人の死体が見つかり、さらには脱出のために誰か一人を犠牲にしなければならないという極限状況が訪れる。疑心暗鬼が渦巻くなか犯人探しがはじまる。息詰まるサスペンスの末、待ち受ける結末とは。
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- 魔女と過ごした七日間
- 価格:1,980円(税込)
1位『魔女と過ごした七日間』東野圭吾[著](KADOKAWA)
AIによる監視システムが強化された日本。指名手配犯捜しのスペシャリストだった元刑事が殺された。「あたしなりに推理する。その気があるなら、ついてきて」不思議な女性・円華に導かれ、父を亡くした少年の冒険が始まる。少年の冒険×警察ミステリ×空想科学記念すべき著作100作目、圧巻の傑作誕生!(KADOKAWAウェブサイトより)
2位『やさしさを忘れぬうちに』川口俊和[著](サンマーク出版)
ハリウッド映像化!世界320万部ベストセラーの『コーヒーが冷めないうちに』、第5巻が発売!(サンマーク出版ウェブサイトより抜粋)
3位『ふつつかな悪女ではございますが6 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』中村颯希[著](一迅社)
五家の雛女で序列を争う『鑽仰礼』。その途中で襲われ、命の危機に瀕した黄 玲琳だったが、朱 慧月の助けでどうにか窮地を脱し――玲琳と慧月は再び入れ替わった!しかし、波乱尽くしの鑽仰礼も、残すところ「終の儀」のみ。儀式中に受けた数々の妨害、きな臭い妃達と、様子のおかしい金 清佳と藍 芳春。そして玄 歌吹の強い殺意と『凶行』……。そのすべての理由、原因を知った玲琳は、雛宮にはびこる汚泥を一掃すべく、慧月とともに動きだす!「復讐をするなら、速やかに、そして堂々と」五家の雛女たちは力を合わせ、盛大で公明正大な復讐劇を開始する――!!忌まわしき過去、そして自分自身と対峙する第三幕、終結!(一迅社ウェブサイトより)
4位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)
5位『#真相をお話しします』結城真一郎[著](新潮社)
6位『転生したら最愛の家族にもう一度出会えました 前世のチートで美味しいごはんをつくります』あやさくら[著](アース・スターエンターテイメント)
7位『方舟』夕木春央[著](講談社)
8位『月と散文』又吉直樹[著](KADOKAWA)
9位『ものがわかるということ』養老孟司[著](祥伝社)
10位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)
〈文芸書ランキング 4月11日トーハン調べ〉
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