お笑い帝国のトップが語る孤独と「向き合わない」生き方 吉本興業会長の単著がベストセラー

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 4月18日トーハンの週間ベストセラーが発表され、エンターテイメント第1位は『変な家』が獲得した。
 第2位は『変な絵』。第3位は『句集 一人十色』となった。

 4位以下で注目は4位に初登場の『居場所。 ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」』。吉本興業の会長・大崎洋さん初の単著だ。大崎さんはダウンタウンの初代マネージャーとして知られ、ダウンタウンの「育ての親」とも呼ばれている。また近年の吉本興業成長の立役者ともみられているが、同書で大崎さんは入社したばかりの頃は「ダメ社員」だったと告白。タイトルともなっている「居場所づくり」を常に考え、そのために大切な12の「しないこと」を綴っている。松本人志さんは帯に「一気に八回読んだ」とのコメントを寄せている。大崎さんは刊行を機に多くのテレビ・ラジオ番組に出演し同書にも大きな注目が集まっている。

1位『変な家』雨穴[著](飛鳥新社)

話題騒然!!2020年、ウェブサイトで166万PVを記録YouTubeではなんと700万回以上再生!あの「【不動産ミステリー】変な家」にはさらなる続きがあった!!謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋—-間取りの謎をたどった先に見た、「事実」とは!?(飛鳥新社ウェブサイトより)

2位『変な絵』雨穴[著](双葉社)

ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」!タイトルは『変な絵』。見れば見るほど、何かがおかしい?とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄のスケッチ・ミステリー!(双葉社ウェブサイトより)

3位『句集 一人十色』梅沢富美男[著]夏井いつき[監修](ヨシモトブックス)

「プレバト?」の人気企画「俳句査定」において、梅沢富美男永世名人が「傑作50句」を達成!2020年5月の番組内で句集発売を目指す企画が発表されてから約3年、待望の句集がついに発売となります。『句集一人十色』(読み:いちにんといろ)というタイトルは梅沢富美男氏が自ら選定。役者、女形、歌手、コメンテーターなどたくさんの役を担ってきた梅沢さんの人生に今回「俳句」が加わり、一人でたくさんの色を表現する人生に思いを馳せています。長年番組で楽しいバトルを繰り広げている夏井いつき先生が監修を務め、対談にも登場。学びが深まる赤ペン添削も掲載!(吉本興業ウェブサイトより)

4位『居場所。 ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」』大崎洋[著](サンマーク出版)

5位『乃木坂46公式書籍 10年の歩き方』(KADOKAWA)

6位『高倉健、最後の季節。』小田貴月[著](文藝春秋)

7位『るろうにほん 熊本へ』佐藤健[著](NHK出版)

8位『ROCK AND READ 106』(シンコーミュージック・エンタテイメント)

9位『佐野ひなこ写真集 infinito』菊地泰久[撮影](秋田書店)

10位『BARFOUT! MAY 2023 VOLUME 332』(ブラウンズブックス)

〈エンターテイメントランキング 4月18日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2023年4月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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