他人に振り回されない、同調圧力に屈しない『折れない心』を手に入れるには 橋下徹が説く[新書ベストセラー]
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- 折れない心 : 人間関係に悩まない生き方
- 価格:990円(税込)
5月9日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『脳の闇』が獲得した。
第2位は『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』。第3位は『成熟スイッチ』となった。
4位以下で注目は4位にランクインした『折れない心 人間関係に悩まない生き方』。橋下徹さんが対人関係に悩む現代人に向けて、自分を貫くことの大切さを説いた一冊。橋下さん自身も「人間関係を築くのがうまくない」と自認しているが、それでも結果を出せた秘訣が「折れない心」だという。橋下さんは「みんな仲良く」という呪縛から逃れ、自分の軸を持つべきと説く。他人に振り回されず、落ち込まず、ビクビクしない、そんな生き方をするための考え方が身につく一冊となっている。
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- 脳の闇
- 価格:946円(税込)
1位『脳の闇』中野信子[著](新潮社)
ブレない人、正しい人と言われたい、他人に認められたい……集団の中で、人は常に承認欲求と無縁ではいられない。ともすれば無意識の情動に流され、あいまいで不安な状態を嫌う脳の仕組みは、深淵にして実にやっかいなのだ――自身の人生と脳科学の知見を通して、現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす。五年にわたる思索のエッセンスを一冊に凝縮した、衝撃の人間論!(新潮社ウェブサイトより)
2位『日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで』磯田道史[著](中央公論新社)
歴史には裏がある。古文書を一つずつ解読すると、教科書に書かれた「表の歴史」では触れられない意外な事実が見えてくる。明智光秀が織田信長を欺けた理由、信長の遺体の行方、江戸でカブトムシが不人気だった背景、忍者の悲惨な死に方、赤穂浪士が「吉良の首」で行った奇妙な儀式、漏洩していた孝明天皇の病床記録……。古文書と格闘し続ける著者が明らかにした、戦国、江戸、幕末の「歴史の裏側」がここにある。(中央公論新社ウェブサイトより)
3位『成熟スイッチ』林真理子[著](講談社)
昨日とは少し違う自分になる「成熟スイッチ」はすぐそこにある――。ベストセラー『野心のすすめ』から9年、人気作家が成熟世代におくる待望の人生論新書。日大理事長就任、「老い」との近づき方など、自身の成熟の現在地を明かしながら、「人間関係の心得」「世間を渡る作法」ほか四つの成熟のテーマについて綴っていく。先輩・後輩世代とのつき合い方、自分の株が上がる「お礼」の方法、会話を面白くする「毒」の入れ方など、著者ならではの成熟テクニックが詰まった一冊!(講談社ウェブサイトより)
4位『折れない心 人間関係に悩まない生き方』橋下徹[著](PHP研究所)
5位『第三次世界大戦 日本はこうなる』池上彰[著]「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ[著](SBクリエイティブ)
6位『80歳の壁』和田秀樹[著](幻冬舎)
7位『徳川家康 弱者の戦略』磯田道史[著](文藝春秋)
8位『目的への抵抗-シリーズ哲学講話-』國分功一郎[著](新潮社)
9位「ゼロからの『資本論』」斎藤幸平[著](NHK出版)
10位『不老脳』和田秀樹[著](新潮社)
〈新書ランキング 5月9日トーハン調べ〉
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