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- 52ヘルツのクジラたち
- 価格:814円(税込)
5月30日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『52ヘルツのクジラたち』が獲得した。
第2位は『結界師の一輪華3』。第3位は『クスノキの番人』となった。
1位に初登場の『52ヘルツのクジラたち』は2021年本屋大賞を受賞した町田そのこさんの作品。タイトルになっている「52ヘルツのクジラ」とは他のクジラには聞こえない周波数の声で鳴く「世界一孤独なクジラ」のこと。物語も孤独な女性と口がきけない少年が出会うことで始まる。二人が追い込まれた理由や複雑な過去が紐解かれつつ、新しい人生を切り拓いていく感動の物語となっている。文庫版にはカバー裏に描き下ろし掌編が印刷されている。5月19日には町田さんが自身のTwitterで映画化が決定したと発表した。公開は2024年春を予定。
1位『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ[著](中央公論新社)
二〇二一年本屋大賞第一位。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年の新たな魂の物語――。〈解説〉内田 剛(中央公論新社ウェブサイトより)
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- 結界師の一輪華3
- 価格:704円(税込)
2位『結界師の一輪華3』クレハ[著](KADOKAWA)
超特大ヒット中!心ときめく異能×和風ラブロマンス、絆が深まる第3巻。(KADOKAWAウェブサイトより)
3位『クスノキの番人』東野圭吾[著](実業之日本社)
「あなたにしてもらいたいこと、それはクスノキの番人です」不当解雇の腹いせに罪を犯し、逮捕された玲斗。そこへ弁護士が現れ、命令に従うなら釈放すると提案があった。その命令とは……。(実業之日本社ウェブサイトより)
4位『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』佐伯泰英[著](文藝春秋)
5位『怪物【映画ノベライズ】』坂元裕二[脚本]是枝裕和[監督]佐野晶[著](宝島社)
6位『高校事変 14』松岡圭祐[著](KADOKAWA)
7位『探偵はもう、死んでいる。9』二語十[著](KADOKAWA)
8位『霹靂 惣目付臨検仕る(五)』上田秀人[著](光文社)
9位『後宮の検屍女官5』小野はるか[著](KADOKAWA)
10位『俺は星間国家の悪徳領主!(7)』三嶋与夢[著](オーバーラップ)
〈文庫ランキング 5月30日トーハン調べ〉
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