池井戸潤 最新長編で箱根駅伝を描く『俺たちの箱根駅伝』上下巻が初登場 1位はあの本屋大賞受賞作[文芸書ベストセラー]

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 5月1日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『成瀬は天下を取りにいく』が獲得した。
 第2位は『俺たちの箱根駅伝 上』。第3位は『成瀬は信じた道をいく』となった。

 今週も先週に引き続き、4月10日に発表された「2024年本屋大賞」を受賞した『成瀬は天下を取りにいく』が1位を獲得。続編の『成瀬は信じた道をいく』も3位にランクイン。2位と4位に初登場の『俺たちの箱根駅伝』上下は池井戸潤さんの最新長編。お正月恒例の箱根駅伝。毎年のように様々なドラマが起こる熱いレースだが、池井戸さんは同レースを、チームをまとめあげるために奮闘する古豪陸上部の主将と、伝統あるレースのテレビ中継を担う重責を負ったテレビマン、ふたつの視点から描く。4月24日の発売後に即重版し、20万部を突破しているという。

1位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)

中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。(新潮社ウェブサイトより)

2位『俺たちの箱根駅伝 上』池井戸潤[著](文藝春秋)

池井戸潤最新長編! 逆境を、越えてゆけ  池井戸潤の最新長編の舞台は、 「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。  若人たちの熱き戦いが、いま始まる!(文藝春秋ウェブサイトより抜粋)

3位『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈[著](新潮社)

成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!? 読み応え、ますますパワーアップの全5篇!(新潮社ウェブサイトより)

4位『俺たちの箱根駅伝 下』池井戸潤[著](文藝春秋)

5位『天官賜福 3』墨香銅臭[著]鄭穎馨[訳](フロンティアワークス)

6位『すべての恋が終わるとしても -140字の恋の話-』冬野夜空[著](スターツ出版)

7位『レーエンデ国物語 夜明け前』多崎礼[著](講談社)

8位『spring』恩田陸[著](筑摩書房)

9位『病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる 1 ~友達が欲しくて魔境から旅立ったのですが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです!?~』アトハ[著](オーバーラップ)

10位『スピノザの診察室』夏川草介[著](水鈴社)

〈文芸書ランキング 5月1日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年5月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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