【本の要約サービス「flier」2024年上半期ビジネス書人気ランキング】「新NISA」「業務効率化」…新刊がTOP10独占はコロナ禍前以来初 未来屋書店とのフェアを7/10(水)~全国95店舗で開催

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累計会員数117万人を突破した本の要約サービス「flier」を運営する株式会社フライヤー(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 大賀康史)は、6月12日に2024年上半期におけるビジネス書の人気ランキングを発表しました。

2024年の上半期ランキングでは、お金について知りたい!タイパをよくしたい!といった、ビジネスパーソンの願望が色濃く反映されたTOP10となりました。

昨年のランキングでは、ロングセラー書籍が多くランクインしていましたが、今年はTOP10の全書籍が2023年に刊行された「新刊」となっています。ランキングの計測開始日から1年以内に刊行された新刊がTOP10を独占したのは、2019年の年間ランキング以来となり、コロナ禍に入っては初めてとなります。コロナ禍が明けて、目まぐるしく変化する世の中に合わせたアップデートをするべく、新刊が注目されているのかもしれません。

ランキングは、「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付け。集計期間は、2023年12月1日~2024年5月31日です。


「flier」2024年上半期ランキングを発表

■flierユーザー閲覧数 2024年上半期人気ランキングTOP10(2023年12月1日~2024年5月31日)

1位:『【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』(山口貴大(ライオン兄さん)/KADOKAWA/2023年)
2位:『無くせる会社のムダ作業100個まとめてみた』(元山文菜/クロスメディア・パブリッシング/2023年)
3位:『デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか』(針貝有佳/PHP研究所/2023年)
4位:『きみのお金は誰のため』(田内学/東洋経済新報社/2023年)
5位:『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』(中野信子/サンマーク出版/2023年)
6位:『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか』(古屋星斗/日本経済新聞出版/2023年)
7位:『やることを8割減らすダンドリ術』(飯田剛弘/大和書房/2023年)
8位:『雑談が上手い人が話す前にやっていること』(ひきたよしあき/アスコム/2023年)
9位:『週末ひとり時間』 (池田千恵/三笠書房/2023年)
10位:『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉/ダイヤモンド社/2023年)

例年通り、今年も「上半期ランキング」と連動した書店フェアを、イオングループの「未来屋書店」と組んで、全国30都道府県の計95店舗で開催します。

■ランキングの総評/フライヤー編集部

1位に輝いたのは、『【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』(山口貴大(ライオン兄さん)/KADOKAWA)でした。2024年は、新NISAの始まりの年。SNSで人気の「ライオン兄さん」こと山口貴大氏が、新NISAの「攻略法」を教えてくれる本書が支持を集めました。「お金」に対する意欲の高まりは、4位の『きみのお金は誰のため』(田内学/東洋経済新報社)からも伺えます。本書は、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2024」でも総合グランプリを獲得している話題書です。

そして、「業務効率化」への注目も感じられます。ChatGPTなどの生成AIが席巻し、さらに加速するDXの流れにおいて、業務のタイパ・コスパを向上させたいという欲求は増す一方でしょう。2位の『無くせる会社のムダ作業100個まとめてみた』はその筆頭ともいえる内容の本です。仕事の属人化を防ぎ、業務棚卸表を作ることから始める本書を活用すれば、着実かつ確実に「時間のムダ」を減らすことができます。3位『デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか』や7位『やることを8割減らすダンドリ術』もそうした流れで人気を得ている書籍です。

2020年から2023年のランキングでは、既刊のロングセラーがTOP10にランクインしていて、「定番書」の強さが目立っていましたが、今回はTOP10のいずれもが2023年に刊行された新刊であり、近年とはまた違ったランキングとなりました。

その年に読まれた要約のランキングを見てみると、ビジネスパーソンが何を願い、書籍に何を求めているのかが見えてきます。2024年の上半期は、「お金について知りたい」「業務効率をよくしたい」と願い、書籍の力を借りて、最新情報を得ようとする人が多かったのかもしれません。

■1位『新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』

著者 山口貴大(ライオン兄さん)からのコメント

新NISAが開始して約半年が経ちました。「貯金から投資」への流れはすばらしいことだと思います。しかし、心配も1点。それは、初心者の方がリスク許容度を超えて投資をされていること。この半年の間に日本、米国を問わず大幅下落も起こりました。そのたびに「損切り民」という言葉が拡散して、胸が痛みます。未来のことは誰にもわかりません。でも、今後の経済動向で必ず言えること。それは、「いつか暴落が起こる」ということ。閲覧数で上半期1位になったこと、大変光栄です。正しい投資知識を広めるために思いを込めて執筆しました。リスク管理のできる個人投資家の方が増えるよう、ますます本書が広まることを祈っております。


山口貴大(ライオン兄さん)

■未来屋書店×flierフェア

「2024年上半期ビジネス書人気ランキング」の発表を記念して、イオングループの「未来屋書店」とコラボした書店フェアを実施します。各店舗にフェア専用棚を特設し、「2024年上半期ビジネス書人気ランキング」にランクインした書籍の中から、未来屋書店とフライヤーがピックアップしたおすすめ書籍を紹介します。書籍につけられたPOPのQRコードを来店者がスマートフォンで読み取るだけで、4,000字程度にまとめた各書籍の要約文を無料で「立ち読み」することができます。

開催概要
フェア名:未来屋書店 × flier フェア
期間  :2024年7月10日(水)~2024年9月9日(月)
営業時間:各店舗の営業時間に準ずる
実施店舗:全国30都道府県のイオングループの「未来屋書店」 計95店舗

株式会社フライヤー
株式会社フライヤーは、本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャーです。一冊10分で読める本の要約を毎日配信。話題のビジネス書から名著、ベストセラー、古典まで幅広い要約をラインナップしています。また社員教育の一環として法人契約する企業も増え続けており、人材育成や学び直しに役立つサービスとしてご利用いただいています。

flier
2024年6月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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本の要約サービスflier(フライヤー)は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだだけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しています。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。