「徹子の部屋」出演で話題 彬子女王の京都ガイドブック、留学記 2作がベストセラーランキングに[文芸書ベストセラー]

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 9月25日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『口に関するアンケート』が獲得した。
 第2位は『新装版 京都 ものがたりの道』。第3位は『穢れた聖地巡礼について』となった。

 2位にランクインした『新装版 京都 ものがたりの道』は三笠宮家の彬子女王による京都のガイドブック。京都に暮らし日本美術の研究者として活躍する彬子さまが、京都の「通り」にまつわる逸話や神社仏閣の歴史、地元の人々の暮らしぶりや街の楽しみ方など、26の町並みの魅力を存分に語った一冊。自身の生活や家族とのやりとりなども逸話のなかで明かされている。2014年から16年にかけて毎日新聞に連載されたコラムに描き下ろしを加え、2016年に刊行された作品にコロナ禍を経て感じた京都への思いを加えた新装版。

 彬子さまは英国オックスフォード大学への留学記『赤と青のガウン オックスフォード留学記』(PHP研究所)も30万部を超えるベストセラーとなっている。こちらも9月25日付のトーハンの週間ベストセラー、文庫部門で2位を獲得している。彬子さまは9月16日に放送されたテレビ朝日系番組「徹子の部屋」に出演され、両作品が紹介され話題となった。

1位『口に関するアンケート』背筋[著](ポプラ社)

口に関するアンケート(ポプラ社ウェブサイトより)

2位『新装版 京都 ものがたりの道』彬子女王[著](毎日新聞出版)

話題沸騰!『赤と青のガウン』の彬子女王殿下が誘うひと味違う究極の京都ガイド私が京都で暮らす中で、感じ、経験した京都の街の魅力を、ありのままに書き綴ったものである。(毎日新聞出版ウェブサイトより)

3位『穢れた聖地巡礼について』背筋[著](KADOKAWA)

げんきなあなたがうまれます フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、池田の『オカルトヤンキーch』のファンブック企画だった。しかし、書籍化企画を通すには『オカルトヤンキーch』のチャンネル登録者数は心許ない。企画内容で勝負するべく、過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行うことに。池田と小林はネットなどで集めた情報をもとに、読者が喜びそうな考察をでっちあげていく――。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)

5位『新 謎解きはディナーのあとで2』東川篤哉[著](小学館)

6位『近畿地方のある場所について』背筋[著](KADOKAWA)

7位『迷惑な終活』内館牧子[著](講談社)

8位『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈[著](新潮社)

9位『異伝 淡海乃海~羽林、乱世を翔る~五』イスラーフィール[著](TOブックス)

10位『転生して田舎でもふもふとスローライフをおくりたい』錬金王[著](宝島社)

〈文芸書ランキング 9月25日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年9月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク