年齢を重ねたお顔には、悩みも増えがち。年々深く刻まれるほうれい線、くすみがちな目元。それなのに、スマホの画質はどんどん上がり、写真撮影の機会も増えるので、ばっちりフルメイクでなんとか誤魔化す……。
ですが、これまでの“メイクの常識”を見直さないままでいると、逆効果になってしまうことも。
人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんが教える、よくある3つのお悩みについての「NGメイク」と「解決テクニック」とは?
最新メイクテクニックの一部を、『長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!』(講談社)から見ていきましょう。
※以下、同書をもとに再構成しました。
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【NGメイク】ほうれい線に沿ってコンシーラーで塗る
ほうれい線の溝に沿ってコンシーラーを塗ると、骨格的に本来沈んで影になる部分がいきなり明るくなるため、「コンシーラーを塗りました」感が出て、悪目立ちしがち。
それよりもほうれい線を横切ってコンシーラーを塗るほうが、頬肉との段差による影をカムフラージュできます!
“ほうれい線に塗りました”感こそ避けるようにしましょう!
【解決テクニック】ほうれい線の影は、埋めるより分断して目立たせない!
(1)ネコのひげをイメージして、コンシーラーでほうれい線を横切る線を3本ずつ描く。斜め上方向に引き上げるように。
(2)厚いスポンジを押し潰した先端で、描いた線を垂直に押し込むようにぼかす。薄くなるのでこすらないで!
Next:間違った目元のくすみ対策とは? 古い“常識メイク”では目がこぢんまりと小さく見えるかも
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