浅倉秋成のミステリー小説『六人の嘘つきな大学生』が実写映画化

映像化

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 浅倉秋成のミステリー小説『六人の嘘つきな大学生』(KADOKAWA)が実写映画化する。公開は2024年11月22日。

『六人の嘘つきな大学生』は、IT企業の採用試験に挑む6人の大学生の心理戦を描いた一作。ディスカッションで「六人の中から一人の内定者を決めよ」という課題が出され、仲間が突如ライバルとなった状況を描き、二転三転する緻密に練られたストーリーがTiktokやTwitterで話題となった。また、2022年本屋大賞にノミネートされた他、『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)でも国内編8位に選ばれ、高い評価を得ている。

【試し読みはこちら】圧巻の伏線回収 ! いま1番読みたい新時代の就活 ミステリ『六人の嘘つきな大学生』

 映画で大学生を演じるのは、浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠の6人。監督は、「キサラギ」で第50回ブルーリボン賞作品賞、第31回日本アカデミー賞優秀作品賞・優秀監督賞などを受賞し、その後も「ストロベリーナイト」、「ういらぶ。」など多数の話題作を生み出した佐藤祐市。脚本は、ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」で第35回向田邦子賞を受賞し、話題のテレビドラマや映画の脚本を手掛けてきた矢島弘一が担当する。

 原作者の浅倉秋成は、1989年生まれ。関東在住。第13回講談社BOX新人賞Powersを『ノワール・レヴナント』で受賞しデビュー。『教室が、ひとりになるまで』で推理作家協会賞の長編部門と本格ミステリ大賞の候補作に選出。その他の著書に『フラッガーの方程式』『失恋覚悟のラウンドアバウト』などがある。

2024年10月1日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク