「パンダ母子」の絆にグッとくる…一緒に過ごす最後の日にお母さんが見せた愛情あふれる行動とは

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

もうすぐひとり立ちでも、ミルクが欲しくて「クンクン」(2022年3月29日、492日齢)


ミルクを与える母・良浜の表情もやさしげ(写真:湯川大輔・撮影)

 楓浜が、お母さんの良浜から「ひとり立ち」する4月上旬までもうすぐです。

 楓浜は竹を食べた後は、遊具の上で寝るという行動を繰り返すようになっています。最近では親子で過ごす時間が少なくなり、楓浜も大人のパンダと同じようなライフスタイルを確立しつつあります。

 9日朝、楓浜は屋外運動場にいつもより遅く出てきた良浜を見つけると、すぐにおなかの下に潜り込んでゴクゴクとミルクを飲んでいました。

 アドベンチャーワールドによると、パンダの鳴き声は11種類ほどあるそうです。楓浜が良浜のミルクが欲しい時は「クンクン」と鳴き、良浜の背後に付きまとっておねだりします。驚いた時は「ワン」とほえます。

 アドベンチャーワールドの広報を担当する北村あすかさんは「親子を一緒に見られるのもあともう少しです。耳を澄ませば、運良く楓浜の鳴き声が聞こえるかもしれません」と話しています。

Book Bang編集部
2024年10月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク