多部未華子主演ドラマも記憶に新しい「これは経費で落ちません!」最新12巻が発売 柚月裕子、初の医療小説も文庫で登場[文庫ベストセラー]

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 10月22日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『透明な螺旋』が獲得した。
 第2位は『烏の緑羽』。第3位は『これは経費で落ちません! 12~経理部の森若さん~』となった。

 3位に初登場の『これは経費で落ちません! 12~経理部の森若さん~』はマンガ化や実写ドラマ化もされた人気のお仕事小説第12弾。経理部の女子社員が持ち込まれる領収書から垣間見える社内の問題や人間関係を解決していく。社内政治や税務調査、新システムの導入などバックオフィスの苦労話だけではなく、主人公らの恋愛も描かる。2019年にNHK総合で放送されたドラマ版では主人公の森若さんを多部未華子さんが演じた。

 4位以下で注目は8位に初登場の『ミカエルの鼓動』。『孤狼の血』(KADOKAWA)などハードボイルド小説で知られる柚月裕子さん初の医療小説。大学病院の心臓外科を舞台に最先端の手術支援ロボット「ミカエル」を推進する医師と、ドイツ帰りの天才医師、二人の心臓外科医の対立や病院の闇を描きながら、「命とは何か」を問いかける物語となっている。単行本は2021年10月に発売された。

1位『透明な螺旋』東野圭吾[著](文藝春秋)

誰も知らなかった湯川(ガリレオ)の秘密 南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。捜査にあたった草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に行きつく。草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、彼はそこ、横須賀のマンションで意外な生活を送っていた――。巻末に短篇「重命る(かさなる)」を特別収録。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『烏の緑羽』阿部智里[著](文藝春秋)

八咫烏の一族が住まう世界「山内」。正式に即位した弟の奈月彦を支える長束は、自らの護衛であり、長年側近をつとめる路近の心がわからない。なぜ彼は自分に忠誠を誓ったのか?その忠誠は信じられるものなのか?答えを求め、ひとりの男のもとを訪れるが-―山内を襲ったあの大きな政変の裏で、長束とその配下の男たちが見ていたものとは。貴公子を支える男たちの思惑、深い因縁と山内の行く末がからみあう!アニメ化でも超話題の大人気ファンタジー、第9弾。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『これは経費で落ちません! 12~経理部の森若さん~』青木祐子[著](集英社)

ちゃくちゃくと結婚に向けて準備を進める、沙名子と太陽。名字はジャンケンで“森若”にすることになったけれど、それ以外にも世帯主、本籍地、新居、子供など、話し合わなければならないことは山積みだ。社内の既婚女性たちの家庭事情もいろいろと耳に入ってきて悩ましい。そしてそんな間も仕事は待ってくれない。業務効率向上のためのデジタル化も始まった。天天コーポレーションの従来の経理システム通称「天かす」から、新しいシステムを導入することになり、沙名子は経理部代表として業務効率化委員会に参加することに。仕事とプライベート、どちらでも沙名子のタスクは増えていくけれど……?(集英社ウェブサイトより)

4位『無明 警視庁強行犯係・樋口顕』今野敏[著](幻冬舎)

5位『蝦夷の侍 風の市兵衛 弐』辻堂魁[著](祥伝社)

6位『猛毒のプリズン 天久鷹央の事件カルテ』知念実希人[著](実業之日本社)

7位『傲慢と善良』辻村深月[著](朝日新聞出版)

8位『ミカエルの鼓動』柚月裕子[著](文藝春秋)

9位『地面師たち』新庄耕[著](集英社)

10位『百年の孤独』G.ガルシア=マルケス[著]鼓直[訳](新潮社)

〈文庫ランキング 10月22日トーハン調べ〉

新潮社
2024年10月26日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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株式会社新潮社のご案内

1896年(明治29年)創立。『斜陽』(太宰治)や『金閣寺』(三島由紀夫)、『さくらえび』(さくらももこ)、『1Q84』(村上春樹)、近年では『大家さんと僕』(矢部太郎)などのベストセラー作品を刊行している総合出版社。「新潮文庫の100冊」でお馴染みの新潮文庫や新潮新書、新潮クレスト・ブックス、とんぼの本などを刊行しているほか、「週刊新潮」「新潮」「芸術新潮」「nicola」「ニコ☆プチ」「ENGINE」などの雑誌も手掛けている。

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