恋人が盗撮で捕まった…… プロポーズの翌日に 直木賞作家・一穂ミチの最新作『恋とか愛とかやさしさなら』は衝撃の問題作[文芸書ベストセラー]

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 11月12日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『架空犯』が獲得した。
 第2位は『恋とか愛とかやさしさなら』。第3位は『気の毒ばたらき きたきた捕物帖(三)』となった。

 2位にランクインした『恋とか愛とかやさしさなら』は『ツミデミック』(光文社)で第171回直木賞を受賞した一穂ミチさんの受賞後第一作。プロボーズを受けた翌日、婚約者が「盗撮」で捕まった。そこからはじまる苦悩や葛藤、誰もが同じ答えにはならない選択の難しさ、男女の欲望と感情の機微が丁寧に鋭く描かれる。一穂ミチさんは同作の特設サイトで《過ちは誰にでもあって。誤ったことのない人はいなくて。謝っても取り返しのつかないことはいくらでもあって。それでも、何かを選んで生きていかなくてはならなくて。……たぶん、そういう話です。》と直筆でコメントを寄せている。

1位『架空犯』東野圭吾[著](幻冬舎)

『白鳥とコウモリ』の世界再び――シリーズ最新作「まるで幽霊を追いかけているようだ」焼け落ちた屋敷から見つかったのは、都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。華やかな人生を送ってきた二人に何が起きたのか。「誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもーー。」(幻冬舎ウェブサイトより)

2位『恋とか愛とかやさしさなら』一穂ミチ[著](小学館)

プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。信じるとは、許すとは、愛するとは。男と女の欲望のブラックボックスに迫る、著者新境地となる恋愛小説。(小学館ウェブサイトより)

3位『気の毒ばたらき きたきた捕物帖(三)』宮部みゆき[著](PHP研究所)

千吉親分の文庫屋が火事になった。現場に駆け付けた北一が見たものは。謎解き×怪異×人情が味わえる、人気の捕物帖シリーズ第三弾!(PHP研究所ウェブサイトより)

4位『口に関するアンケート』背筋[著](ポプラ社)

5位『デスマーチからはじまる異世界狂想曲 31』愛七ひろ[著](KADOKAWA)

6位『婚活マエストロ』宮島未奈[著](文藝春秋)

7位『新装版 京都 ものがたりの道』彬子女王[著](毎日新聞出版)

8位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)

9位『二人一組になってください』木爾チレン[著](双葉社)

10位『菜食主義者』ハンガン[著]きむふな[訳](クオン)

〈文芸書ランキング 11月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年11月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク