多様性の名の下にイスラム移民を受けれいた国はどうなるのか? イスラム思想研究者・飯山陽の新著『イスラム移民』が初登場1位[新書ベストセラー]

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 11月12日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『イスラム移民』が獲得した。
 第2位は『大阪 人づくりの逆襲 サントリー、ダイキン、パナソニック…なぜ人材が太く育つのか』。第3位は『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』となった。

 1位に初登場の『イスラム移民』はイスラム思想研究者・飯山陽さんの最新作。「多様性」の名の下にイスラム教徒を受け入れようとする日本の現状について警鐘を鳴らした一冊。同書で飯山さんは世界各地のルールより「神の法」を優先するイスラム教徒の行動指針や考え方を解説し、現在日本各地で頻発しているトラブル――土葬問題、地蔵・神社破壊問題、ハラール食問題等々――の背景を解き明かす。またイスラム移民を受け入れたイギリスやヨーロッパ、韓国・タイなど東アジアの国々で起きた混乱や埼玉県川口市で起きているクルド人問題をとりあげ、共存が難しい現実を明らかにする。そのうえで現実的な共存の方策を示した一冊となっている。

1位『イスラム移民』飯山陽[著](育鵬社)

政府・財界・「専門家」・マスコミが「多様性」「多文化共生」でゴリ押し!日本人はイスラム教徒と共生できるか?(扶桑社ウェブサイトより抜粋)

2位『大阪 人づくりの逆襲 サントリー、ダイキン、パナソニック…なぜ人材が太く育つのか』石川智久[著](青春出版社)

グローバル化、時間効率化、働き方改革…関西企業もこの波に乗ろうとしていました。でも、そんなことをしなくても、関西には昭和感いっぱいだけど、でも着実に売り上げを伸ばし、社員や住む人を幸せにする企業がたくさんあります。自分たちの強みにまだ気づいていない大阪企業のみなさんに自信を与え、全国の企業には会社を元気にするヒントを提案する一冊。(青春出版社ウェブサイトより)

3位『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆[著](集英社)

「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。(集英社ウェブサイトより)

4位『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』麻田雅文[著](中央公論新社)

5位『80歳の壁』和田秀樹[著](幻冬舎)

6位『老いるが勝ち!』和田秀樹[著]石橋俊澄[構成・文](文藝春秋)

7位『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』坂本貴志[著](講談社)

8位『学力喪失 認知科学による回復への道筋』今井むつみ[著](岩波書店)

9位『答え合わせ』石田明[著](マガジンハウス)

10位『医者にヨボヨボにされない47の心得 医療に賢くかかり、死ぬまで元気に生きる方法』和田秀樹[著](講談社)

〈新書ランキング 11月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年11月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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