岡田准一主演でNetflixドラマ化も決定 今村翔吾のバトルロイヤル時代劇「イクサガミ」最新刊がランクイン[文庫ベストセラー]

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 11月26日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『フルメタル・パニック! Family2』が獲得した。
 第2位は『イクサガミ 人』。第3位は『透明な螺旋』となった。

 2位の『イクサガミ 人』は『塞王の楯』(集英社)で第166回直木賞を受賞した歴史・時代小説家の今村翔吾さんによる「明治バトルロイヤル」シリーズの第三巻。同シリーズは文庫書き下ろしで2022年に第一巻の『イクサガミ 天』(講談社)、2023年5月に第二巻の『イクサガミ 地』が発売されている。物語はデスゲーム×明治時代×サムライ。明治11年、京都に集められた292人の武芸者たち。怪しげな技を習得した猛者たちが、各々に与えられた点数を奪い合い、殺し合いながら東海道を進む。迫力あるバトルシーンが魅力の圧倒的エンターテインメントとなっている。2025年には最終巻となる『イクサガミ 神』の発売も予定されている他、雑誌「モーニング」ではマンガ版も連載中だ。こちらは現在4巻まで発売中。

 さらに2024年4月に同シリーズの映像化が発表されている。Netflixで岡田准一さんを主演・プロデューサー・アクションプランナーに迎え、世界独占配信される予定だ。監督は藤井道人さん。今村さんは実写化記念の対談で「執筆中に主人公・愁二郎に岡田さんのイメージを重ねていた」と告白しており、期待が膨らむ。配信日は未発表だが、今村さんは10月の時点ですでに撮影は終えているとXでつぶやいている。

1位『フルメタル・パニック! Family2』賀東招二[著](KADOKAWA)

懐かしき戦友との再会は……弾丸とともに――!?衝撃づくしの「フルメタ」新シリーズ、待望の第二弾!!(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『イクサガミ 人』今村翔吾[著](講談社)

弱き者は皆、死んだ。「蠱毒」はこれからが本番だ。Netflixでドラマ化決定の超話題作、完結目前、疾風怒濤の第3巻!東海道を舞台にした「蠱毒」も、残り23人。人外の強さを誇る侍たちが島田宿で一堂に会した。血飛沫の舞う戦場に神と崇められる「台湾の伝説」が現れ、乱戦はさらに加速する――!数多の強敵を薙ぎ倒し、ついに東京へ辿り着いた愁二郎と双葉を待ち受ける運命とは。(講談社ウェブサイトより抜粋)

3位『透明な螺旋』東野圭吾[著](文藝春秋)

誰も知らなかった湯川(ガリレオ)の秘密 南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。捜査にあたった草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に行きつく。草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、彼はそこ、横須賀のマンションで意外な生活を送っていた――。巻末に短篇「重命る(かさなる)」を特別収録。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『幸村を討て』今村翔吾[著](中央公論新社)

5位『チンギス紀 二 鳴動』北方謙三[著](集英社)

6位『死神と天使の円舞曲』知念実希人[著](光文社)

7位『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成[著](KADOKAWA)

8位『新本所おけら長屋(二)』畠山健二[著](祥伝社)

9位『石礫 機捜235』今野敏[著](光文社)

10位『准教授・高槻彰良の推察11 夏の終わりに呼ぶ声』澤村御影[著](KADOKAWA)

〈文庫ランキング 11月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2024年11月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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