「世の中の汚い部分をみないでどこまで大きくなれるのか」ヨシタケシンスケ 最新作は人生の難題をゲームに見立て乗り越える『そういうゲーム』[児童書ベストセラー]
ニュース
- Book Bang編集部
- [ニュース]
- (絵本)
-
- そういうゲーム
- 価格:1,540円(税込)
12月3日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『パンどろぼうとりんごかめん』が獲得した。
第2位は『もうじきたべられるぼく』。第3位は『おしりたんてい かいとうUの おとしもの』となった。
4位以下で注目は9位にランクインした『そういうゲーム』。人気の絵本作家・ヨシタケシンスケさんの最新作。人生の様々なシーンをゲームに見立て、「そういうゲーム」を楽しむつもりでやり過ごす。横断歩道の白い部分だけを踏んで渡る「ゲーム」から、《世の中のみにくいぶぶん、きたないぶぶんを 見ないままで どこまで大きくなれるのか。》《自分を傷つける人からどこまで遠くにいけるか。 そこそこ いごこちのいいばしょを みつけることが つくることができるかどうか。》などヘビーな「ゲーム」も。考えすぎてこじらせてしまう人も「ゲーム」と考えれば気楽になる。ヨシタケ流考え方のヒント集だ。
-
- パンどろぼうとりんごかめん
- 価格:1,540円(税込)
1位『パンどろぼうとりんごかめん』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)
「パンどろぼう」シリーズ待望の第6弾!今度の舞台はくだもの農園!にわとり一家がいとなむコッコ農園へ、パンをとどけにやってきたパンどろぼう。なにものかに農園があらされていることを知り、みまわりにでかけます。「あ!のうえんをあらしているのはおまえたちだな!」「うまそうなパンがあらわれたブヒ」「たべてやるブホ」ピンチにおちいったパンどろぼう。そこに登場したのは―――?最強にして最弱!たよれる(?)ニューヒロイン、参上!(KADOKAWAウェブサイトより)
2位『もうじきたべられるぼく』はせがわゆうじ[作](中央公論新社)
号泣必至。ぼくはお母さんと会えるのか――TikTokで300万回再生された泣ける話が待望の書籍化。食育にもおすすめの1冊(中央公論新社ウェブサイトより)
3位『おしりたんてい かいとうUの おとしもの』トロル[さく・え](ポプラ社)
おしりたんていに、おとしもの探しの依頼が届いた。差出人はかいとうU。彼がおとしたものとは、そしてそれを探す目的とは…!?(ポプラ社ウェブサイトより)
4位『大ピンチずかん2』鈴木のりたけ[作](小学館)
5位『四つ子ぐらし(19) 四姉妹のナゾ解きチャレンジ!』ひのひまり[作]佐倉おりこ[絵](KADOKAWA)
6位『ノラネコぐんだん ピザをやく』工藤ノリコ[著](白泉社)
7位『パンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)
8位『大ピンチずかん』鈴木のりたけ[作](小学館)
9位『そういうゲーム』ヨシタケシンスケ[著](KADOKAWA)
10位『おせち』内田有美[文・絵]満留邦子[料理]三浦康子[監修](福音館書店)
〈児童書ランキング 12月3日トーハン調べ〉
関連ニュース
-
「銀魂」「ジョジョ」「東京喰種」コミック実写映画が続々公開 ノベライズの売上にあらわれる映画の評価
[ニュース](自己啓発/地理/倫理学・道徳/社会学)
2017/07/29 -
「認知症予防に気をつけるべきは、ご飯やパンやラーメンやパスタやお菓子やケーキ」糖尿病専門医が警告[新書ベストセラー]
[ニュース](外交・国際関係/言語学)
2023/11/04 -
森友学園問題で注目 菅野完『日本会議の研究』が売れてます【新書ベストセラー】
[ニュース](哲学・思想/日本史/社会学/エッセー・随筆)
2017/03/25 -
半藤一利の80冊以上の著作を一冊で俯瞰 よりすぐりの論考を集めた一冊がランクイン[新書ベストセラー]
[ニュース](哲学・思想/経済学・経済事情/倫理学・道徳)
2018/07/21 -
9回出撃し、9回生きて帰った特攻兵の生き様に学ぶ “いのち”を消費する日本型組織に立ち向かうには
[ニュース](日本史/エッセー・随筆)
2018/01/27