シシド・カフカの卑弥呼も話題 NHKスペシャル「古代史ミステリー」の書籍版が2位にランクイン[新書ベストセラー]
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- 新・古代史
- 価格:1,078円(税込)
1月21日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『人生の壁』が獲得した。
第2位は『新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』。第3位は『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』となった。
2位にランクインした『新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』は2024年3月に放送されたNHKスペシャル「古代史ミステリー」の書籍版。番組では三世紀、邪馬台国の時代から、文献に残されていない空白の四世紀、「倭の五王」が登場する五世紀、日本の原型が形づくられたこの時代を、発掘調査や最新科学をもとにグローバル・ヒストリーの観点から光を当てた。シシド・カフカさんが卑弥呼を演じたドラマ部分も好評を博した。新書版では番組の情報に加え、豊富な写真や図版、参考文献とともに日本という国の始まりを紐解いている。
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- 人生の壁
- 価格:968円(税込)
1位『人生の壁』養老孟司[著](新潮社)
生きていくうえで壁にぶつからない人はいない。それをどう乗り越えるか。どう上手にかわすか。「子どもは大人の予備軍ではない」「嫌なことをやってわかることがある」「人の気持ちは論理だけでは変わらない」「居心地の良い場所を見つけることが大切」「生きる意味を過剰に考えすぎてはいけない」――自身の幼年期から今日までを振り返りつつ、誰にとっても厄介な「人生の壁」を越える知恵を正面から語る。(新潮社ウェブサイトより)
2位『新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』NHKスペシャル取材班[著](NHK出版)
「日本」はいかに誕生したか? 卑弥呼と三国志、空白の四世紀と技術革新、倭の五王と東アジア情勢──。最新の発掘調査とAI・DNA分析などの科学的アプローチ、さらには中国や韓国の国際研究の成果から、「日本」という国の始まりを多数の写真や図版とともに描き出す。東アジアを見渡すグローバルな視点から謎に満ちた日本古代史の最前線に迫った、NHKスペシャル「古代史ミステリー」が待望の書籍化!(NHK出版ウェブサイトより)
3位『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆[著](集英社)
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。 「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。 自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。 そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは? すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。(集英社ウェブサイトより)
4位『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』麻田雅文[著](中央公論新社)
5位『手段からの解放―シリーズ哲学講話―』國分功一郎[著](新潮社)
6位『荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方』荒木飛呂彦[著](集英社)
7位『世界のニュースを日本人は何も知らない6 – 超混沌時代の最前線と裏側 -』谷本真由美[著](ワニブックス)
8位『座右のラテン語』ヤマザキマリ[著]ラテン語さん[著](SBクリエイティブ)
9位『遊行期 オレたちはどうボケるか』五木寛之[著](朝日新聞出版)
10位『加耶/任那―古代朝鮮に倭の拠点はあったか』仁藤敦史[著](中央公論新社)
〈新書ランキング 1月21日トーハン調べ〉
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