集英社・講談社・KADOKAWAで同じ世界を背景とした中華ファンタジーが展開中 『烏衣の華 2』がランクイン[文庫ベストセラー]
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- 烏衣の華 2
- 価格:726円(税込)
1月28日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『変な絵』が獲得した。
第2位は『青い壺』。第3位は『チンギス紀 四遠雷』となった。
3位に初登場の『チンギス紀 四遠雷』は北方謙三さんがモンゴルの英雄チンギス・カンの波乱の生涯と、彼にまつわる様々な英雄たちを描いた歴史小説の文庫第四弾。北方さんの大水滸伝シリーズに連なる大河小説となっており、2018年にはじまり、23年に17巻で完結している。
4位以下で注目は7位に初登場の『烏衣の華 2』(KADOKAWA)。白川紺子さんによる中華退魔ファンタジー、待望の第二弾。白川さんの中華ファンタジー「後宮の烏」(集英社)シリーズと同じ世界を背景に、天才巫術師とその許嫁が力を合わせ幽鬼を祓う物語。「後宮の烏」シリーズは2022年に完結してしまったが、講談社で刊行されている「海神の娘」シリーズ(既刊2冊)も本作と同様に同じ世界の別の場所の物語だ。3シリーズを読み比べてみてはいかがだろう。
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- 変な絵
- 価格:858円(税込)
1位『変な絵』雨穴[著](双葉社)
シリーズ累計120万部突破のミリオンセラー小説『変な絵』が待望の文庫化!49ページに及ぶ物語の前日譚『続・変な絵』と『ナゾ解きゲーム』も特別収録!オカルトサークルに所属する佐々木は、後輩の栗原からとあるブログの存在を教えられる。そこには、『あなたが犯した罪』という不穏なメッセージとともに、投稿者の妻”ユキ”が描いた「絵」が掲載されていた――。『風に立つ女の絵』『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』『震えた線で描かれた山並みの絵』……いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!今、最も注目を集めるミステリー作家、雨穴が描く、戦慄の国民的スケッチ・ミステリー!※購入者「全員特典」として、雨穴による第一章「風に立つ女の絵」オモコワ朗読動画(1時間)つき!(双葉社ウェブサイトより)
2位『青い壺』有吉佐和子[著](文藝春秋)
読めばハマる有吉佐和子。幻の名作長篇(文藝春秋ウェブサイトより)
3位『チンギス紀 四遠雷』北方謙三[著](集英社)
ユーラシア大陸に拡がる人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。波乱に満ちたその生涯と、彼と出会った様々な英雄たちの生きざまを描く歴史大河小説、好評第四巻。(集英社ウェブサイトより抜粋)
4位『全悪 警視庁追跡捜査係』堂場瞬一[著](角川春樹事務所)
5位『うぽっぽ同心終活指南(三) 箍屋』坂岡真[著](中央公論新社)
6位『新たな明日 助太刀稼業(三)』佐伯泰英[著](文藝春秋)
7位『烏衣の華 2』白川紺子[著](KADOKAWA)
8位『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬[著](早川書房)
9位『ペッパーズ・ゴースト』伊坂幸太郎[著](朝日新聞出版)
10位『変な家 文庫版』雨穴[著](飛鳥新社)
〈文庫ランキング 1月28日トーハン調べ〉
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