【本の要約flier月間ベスト3】新時代のキャリアを切り拓く3冊(2025年2月)

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忙しい毎日の中で、ほんの少しでも「知識」や「スキル」を手に入れたい! そんなあなたへ、名著の要約を1冊10分で読める形で提供している本の要約サービス「flier(フライヤー)」。
2025年2月の月間ランキングでは、変化する時代のなかでキャリアを築くための3冊が上位にランクインしました。これまでの常識が通用しない時代のなかで、「どう働くか」は私たちに委ねられています。どう成長しキャリアを築くかを考えるヒントを与えてくれる3冊をランキング順に紹介していきます!
  

1位『会社はあなたを育ててくれない』


『会社はあなたを育ててくれない』

≪書籍情報≫
『会社はあなたを育ててくれない』
著者:古屋星斗
出版社:大和書房
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/4080

第1位は新時代の働きかたのデザインを提案する『会社はあなたを育ててくれない』です。ブラック企業問題への対策を行った結果、2020年ごろから「ゆるい職場」が急速に増えたといわれています。2013年から2023年にかけて、24歳以下の就業者の月間労働時間は約20時間減と、時間の余白が生まれました。職場での時間が短くなった結果、「成長できるかは自分次第」な状況が生まれ、労働者の間には不安や焦りが生まれています。

「会社からは育ててもらえない」時代のなかで、成長の機会と時間は自分で生み出す「働きかたのデザイン」が必要とされます。本書は、キャリアを自らデザインし、具体的なアクションを起こす方法を提案してくれます。自分の成長やキャリアの成長に迷っている人に手にとってほしい一冊です。

2位『部下をもったらいちばん最初に読む本』


『部下をもったらいちばん最初に読む本』

≪書籍情報≫
『部下をもったらいちばん最初に読む本』
著者:橋本拓也
出版社:アチーブメント出版
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/4097

読者が選ぶビジネス書グランプリ2025で総合グランプリ&マネジメント部門のダブル受賞を果たした『部下をもったらいちばん最初に読む本』。月間ランキングでは第2位にランクインしました。本書の著者である橋本拓也さんは、初めて部下をもったときに、マネジメントの「無免許運転」状態だったと振り返ります。自分にはマネジメントの才能がないと思っていたという橋本さんですが、リードマネジメントについて学び、それを実践したことにより大きな変化を感じることとなります。

マネジメントは技術であり、意識的に習得可能なものである。そう主張しながら、「自分がマネジャーになったときに欲しかった本」として本書を執筆したといいます。自分の指示が伝わらない、部下と信頼関係が築けないと悩んでいる方は、本書の提案がたくさんのヒントを与えてくれるでしょう。

3位『頭のいい説明「すぐできる」コツ』


『頭のいい説明「すぐできる」コツ』

≪書籍情報≫
『頭のいい説明「すぐできる」コツ』
著者:鶴野充茂
出版社:三笠書房
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/4088
第3位は、ビジネスで武器になるわかりやすい説明について解説する『頭のいい説明「すぐできる」コツ』でした。著者の鶴野充茂氏は、国連機関やソニーで経験を積んだ後、コミュニケーション教育事業を運営するコミュニケーションの専門家。本書では、説明の基本構成を「相手に心の準備をさせる」「客観的な『出来事』を伝える」「自分の『解釈』を伝える」「『お願い』をする」の4つに整理し、誰でも実践できる形に落とし込んでいます。

「頭のいい説明」を身につければ、仕事の成果は格段に向上するはず。プレゼンや会議、上司への報告が苦手な人にとって、本書は強力な味方となるでしょう。

以上、2025年2月の月間ランキングを「flier」がお届けしました。来月もお楽しみに!

flier
2025年3月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

flier

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