木村拓哉・長澤まさみで映画化された東野圭吾『マスカレード・ホテル』シリーズ第4弾が文庫で登場 新鋭のミステリ作品もランクイン[文庫ベストセラー]

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 3月25日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『マスカレード・ゲーム』が獲得した。第2位は『わたしの幸せな結婚 九』、第3位は『署長シンドローム』となっている。

 1位に初登場の『マスカレード・ゲーム』は東野圭吾さんの「マスカレード」シリーズの最新作。第一弾『マスカレード・ホテル』、続編『マスカレード・イブ』、第三弾『マスカレード・ナイト』(いずれも集英社)と同様に、ホテル・コルテシア東京を舞台に、警視庁の新田とホテルマンの山岸が登場する。シリーズ総決算と称された第四弾の文庫版だ。第一弾の『マスカレード・ホテル』は2019年に実写映画化され、新田を木村拓哉さん、山岸を長澤まさみさんが演じた。続編の『マスカレード・ナイト』も2021年9月に公開され興行収入38億円を超す大ヒットとなっている。

 4位以下で注目は7位に初登場の『一次元の挿し木』。2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作だ。「ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨が四年前に失踪した妹のものと一致した――。」衝撃的な導入で始まる本作は、選者で書評家の大森望さんが「冒頭で提示される謎の牽引力、ストーリーの面白さでは、今回これがダントツ」と評した話題作。2月5日に文庫で発売されるとミステリ好きの間で注目を集め、ランクインを果たした。

1位『マスカレード・ゲーム』東野圭吾[著](集英社)

解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。(集英社ウェブサイトより)

2位『わたしの幸せな結婚 九』顎木あくみ[著](KADOKAWA)

旧都にある久堂家の本家・宮小路家に挨拶へ行くことになった美世と清霞。由緒ある神社の宮司である当主の弧門は清霞の幼なじみでもあり、二人を歓迎する。新婚旅行を兼ねて楽しいだけの旅にしたかった清霞の思いとは裏腹に、初日から美世は金髪碧眼の端麗な男性に声をかけられる。ユージンと名乗る彼は執拗に美世を誘い再会をほのめかす。さらに薄刃の力に目を付けた宮小路家の男達に美世は狙われて……。ここからは、稀なるおしどり夫婦の物語。いざ、歴史と曰くと怪異に満ちた旧都へ――。(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『署長シンドローム』今野敏[著](講談社)

周囲から「変人」と言われながらも、数々の難事件を解決に導いてきた大森署署長の竜崎伸也。そんな『隠蔽捜査』でおなじみの竜崎が大森署を去り、後任として、キャリアの藍本小百合がやってきた!ある日、管轄内の羽田沖海上にて、武器と麻薬の密輸取引が行われるという知らせが入ってーー?(講談社ウェブサイトより)

4位『チンギス紀 六 断金』北方謙三[著](集英社)

5位『少年と犬』馳星周[著](文藝春秋)

6位『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件11』佐伯さん[著](SBクリエイティブ)

7位『一次元の挿し木』松下龍之介[著](宝島社)

8位『スレイヤーズすぴりっと。『王子と王女とドラゴンと』』神坂一[著](KADOKAWA)

9位『英雄の悲鳴 ラストライン7』堂場瞬一[著](文藝春秋)

10位『教誨』柚月裕子[著](小学館)

〈文庫ランキング 3月25日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年3月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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