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- ユダヤ人の歴史
- 価格:1,188円(税込)
4月1日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『「がんにならない人」の習慣、ぜんぶ集めました。』が獲得した。2位には『22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する』、3位には『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』がランクインした。
3位にランクインした『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』は書名通り、3000年に亘るユダヤ人の歴史を一冊にまとめた意欲的な新書。今年1月に発売され、ロングセラーとなっている。内容は、ユダヤ教の成立する紀元前から古代イスラエル王国の建国、民族の離散、キリスト教下での繁栄と迫害、イスラエル建国に中東危機まで、歴史的経緯をたどりながら、ユダヤ社会の構造や精神性といった、彼らの富や知を支える背景にも深く踏み込んで詳述している。複雑なパレスチナ問題の背景にある歴史的文脈や価値観の源流を知る上でも、示唆に富んだ一冊となっている。
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- 「がんにならない人」の習慣、ぜんぶ集めました。
- 価格:1,222円(税込)
1位『「がんにならない人」の習慣、ぜんぶ集めました。』工藤孝文[監修]ホームライフ取材班[編](青春出版社)
がんにならない人と、そうでない人の違いは、どこにあるのか?本書では、がんにならない人の習慣を、食べ方、メンタル、睡眠、ケア、運動、考え方など、さまざまな側面から紹介します。(青春出版社ウェブサイトより)
2位『22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する』成田悠輔[著](文藝春秋)
お金の夢から醒めろ 株価も仮想通貨も過去最高値を更新、生成AIの猛威が眼前に立ち現れ、かつてなく資本主義が加速する時代。お金や市場経済はどこへ向かうのか?この先数十年から百年かけて起きる経済、社会、世界の変容を大胆に素描。人の体も心も商品化される超資本主義の行き着く果てに到来する「測れない経済」。そこに出現する「お金が消えてなくなったデータ資本主義」は人類の福音となるか?現実とも虚構ともつかない未来像を立ち上げる経済学者・成田悠輔の本領発揮!貯金と投資なんかで夢見てる場合じゃない。凝り固まった思考を叩き割る社会構想の誕生を目撃せよ。(文藝春秋ウェブサイトより)
3位『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』鶴見太郎[著](中央公論新社)
ユダヤ教を信仰する民族・ユダヤ人。学問・芸術に長けた知力、富のネットワーク、ホロコーストに至る迫害、アラブ人への弾圧――。五大陸を流浪した集団は、なぜ世界に影響を与え続けているのか。古代王国建設から民族離散、ペルシア・ローマ・スペイン・オスマン帝国下の繁栄、東欧での迫害、ナチによる絶滅計画、ソ連・アメリカへの適応、イスラエル建国、中東戦争まで。三〇〇〇年のユダヤ史を雄大なスケールで描く。(中央公論新社ウェブサイトより)
4位『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆[著](集英社)
5位『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』麻田雅文[著](中央公論新社)
6位『続・日本軍兵士―帝国陸海軍の現実』吉田裕[著](中央公論新社)
7位『新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』NHKスペシャル取材班[著](NHK出版)
8位『この国でそれでも生きていく人たちへ』森永卓郎[著]森永康平[著](講談社)
9位『人生の壁』養老孟司[著](新潮社)
10位『オスマン帝国全史 「崇高なる国家」の物語 1299-1922』宮下遼[著](講談社)
〈新書ランキング 2025年4月1日トーハン調べ〉
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