「なければ寂しい」「あったらあったで煩わしい」人間関係…93歳の心療内科医・藤井英子医師の新著が初登場 前作『ほどよく忘れて生きていく』は16万部を突破[ノンフィクションベストセラー]

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 4月1日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『ねことじいちゃん(11)』が獲得した。2位には『ほどよく孤独に生きてみる』、3位には『僕には鳥の言葉がわかる』がランクインした。

 2位に初登場の『ほどよく孤独に生きてみる』は93歳の心療内科医・藤井英子医師の新著。前著『ほどよく忘れて生きていく 91歳の心療内科医の心がラクになる診察室』(サンマーク出版)が発行部数16万部を超えるベストセラーとなった。前著では、人づきあいや老いの向き合い方、健康管理など、生きるうえで誰もが直面するテーマに対し、「これは忘れていい」「これは大切に」とアドバイスし、心が軽くなると評判を呼んだ。今作は、なければ寂しく、あればあったで煩わしい人間関係について書かれた一冊。藤井医師は、人間関係も人の目も情報も、少し距離を置くくらいがちょうど良いと述べ、近づきすぎず「ほどよく孤独」に生きていく方法を説いている。

1位『ねことじいちゃん(11)』ねこまき(ミューズワーク)[著](KADOKAWA)

愛されて10年目。大人気ロングセラーシリーズ最新刊!小学生から80代まで、幅広い年齢層に支持されるシリーズ11冊目。妻に先だたれ、ねこのタマと二人暮らしの大吉じいちゃんが繰り広げる毎日。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『ほどよく孤独に生きてみる』藤井英子[著](サンマーク出版)

離れていい。ひとりでいていい。誰かとうまくかかわるための、心地よい「心の守り方」とは?予約が絶えない心療内科医の「近づきすぎない」幸せの秘訣。(サンマーク出版ウェブサイトより)

3位『僕には鳥の言葉がわかる』鈴木俊貴[著](小学館)

面白くて読みやすいとたちまち8万部突破!SNSを中心に感動の輪が広がり、話題沸騰中!各界の著名人も、見える世界が変わったと大絶賛!笑って読めて、爽快な読後感です。(小学館ウェブサイトより)

4位『森永卓郎流「生き抜く技術」 31のラストメッセージ』森永卓郎[著](祥伝社)

5位『メンタル強め美女白川さん7』獅子[著](KADOKAWA)

6位『さみしい夜のページをめくれ』古賀史健[著] ならの[絵](ポプラ社)

7位『老いはヤケクソ』佐藤愛子[著](リベラル社)

8位『スポンサーは神さまで、視聴者は???です テレビプロデューサーひそひそ日記』北慎二[著](三五館シンシャ)

9位『20代で得た知見』F[著](KADOKAWA)

10位『知りたいこと図鑑』みっけ[著](KADOKAWA)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 2025年4月1日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年4月5日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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