2025年本屋大賞に阿部暁子さんの『カフネ』 前年受賞『成瀬は天下を取りにいく』の宮島未奈さんから花束[文芸書ベストセラー]
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- 成瀬は天下を取りにいく
- 価格:1,705円(税込)
4月8日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『謎の香りはパン屋から』が獲得した。2位には『亡霊の烏』、3位には『転生したら最愛の家族にもう一度出会えました 前世のチートで美味しいごはんをつくります(7)』が続いた。
今週5位にランクインした『成瀬は天下を取りにいく』は2024年本屋大賞の受賞作。4月9日には2025年の本屋大賞が発表され、受賞作は『カフネ』阿部暁子[著](講談社)となった。同作は弟を亡くした主人公の女性が、弟の元恋人の女性が勤める家事代行サービス会社を関わるうちに、食べることを通して次第に心を通わせていく物語。授賞式には昨年の受賞者・宮島未奈さんも登壇し、阿部さんへ花束の贈呈を行った。翻訳小説部門は『フォ-ス・ウィング―第四騎竜団の戦姫― 上・下』レベッカ・ヤロス[著]原島文世[訳](早川書房)となった。
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- 謎の香りはパン屋から
- 価格:1,650円(税込)
1位『謎の香りはパン屋から』土屋うさぎ[著](宝島社)
2位『亡霊の烏』阿部智里[著](文藝春秋)
3位『転生したら最愛の家族にもう一度出会えました 前世のチートで美味しいごはんをつくります(7)』あやさくら[著](アース・スターエンターテイメント)
4位『継母の心得6』トール[著](アルファポリス)
5位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)
6位『転生したら剣でした 19』棚架ユウ[著](マイクロマガジン社)
7位『天官賜福 4』墨香銅臭[著]鄭穎馨[訳](フロンティアワークス)
8位『二人一組になってください』木爾チレン[著](双葉社)
9位『ふつつかな悪女ではございますが10 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』中村颯希[著](一迅社)
10位『C線上のアリア』湊かなえ[著](朝日新聞出版)
〈文芸書ランキング 4月8日トーハン調べ〉
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