友達の写真を撮ったらイマイチに……もうガッカリされない、スマホでも友人を「いい感じ」に撮影する方法【スマホ写真テクニック】2025年GW版

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「ねえ、ちょっと写真撮ってくれない?」と、友達からスマホを手渡されること、ありますよね。

せっかくだから素敵な写真を撮ってあげたいけれど、撮影した写真はどこかイケてない。イマイチな出来に、友達も微妙な反応に……。

お出かけの機会が増えるGWならなおさら、こうしたシチュエーションに陥ることが増えるかもしれません。

そんなとき、助けになるテクニックを教えてくれるのが『まるごとわかる! 撮り方ブック iPhone&スマホ編』(山崎理佳・著、日東書院本社)です。

スマホのカメラはよくわからない、そんな初心者でもできる“友人をいい感じに撮影する方法”を同書からご紹介します。

※以下は(『まるごとわかる! 撮り方ブック iPhone&スマホ編』の一部を引用・再構成したものです。画像もすべて同書より)

 ***

前を歩く友達をかっこよく切り取る

一緒に歩く友人や知人を撮るときに、先に歩いてもらって後ろ姿を撮ると、変化のある1枚が撮れます。

顔が写らないとリラックスして自然な動作になりますので、キメ写真ではなくナチュラルに撮れます。


先に歩いてもらおう!

白線を歩いて視線を集める

 
道でスナップ写真を撮るときによく使うのが横断歩道の白線。道路標識として目を引くように作られているので、自然と視線が向かいます。人がいなくなる瞬間を待って、たったひとり颯爽と歩く様子を切り取ることで、日常の街並が幻想的な空間に。

〈撮影詳細〉
・天気:快晴
・日時:8月上旬14:00
・カメラ:iPhone
・モード:写真・広角

ポイント1[アングル] 横断歩道の白線が見える高さから撮る

信号を先に渡ってもらい、1回信号が変わるまで待ちました。下のアングルから撮ると、横断歩道に角度がついて見えなくなるので、目線の高さ以上から横断歩道の「面」が見えるようにします。良い瞬間を切り取れるよう、渡っていく後ろ姿を何枚か撮影します。


たくさん撮って1番いい写真を!

ポイント2[構図] 縦構図で奥行きを出す

「横断歩道を渡る彼女」を撮りたかったので、人物がメインになる縦構図が正解。後ろ姿に目線が向き、明日への一歩を踏み出すような未来への希望を感じました。横構図は、「街中の彼女」という空間を切り取った写真になります。


横構図だと奥行きが出ない

こんな撮り方も!

渡ってもらったら向こう側で待ってもらいました。ポツンとひとりで佇む様子が素敵だったので、引いた状態からタップ。


こういう写真も素敵です

 ***

人目を集める横断歩道を利用するだけで、写真にストーリー性が出て友人がかっこよく見えてきますね。

他にも「光の使い方」や「主役が引き立つ構図」、ごはんを美味しそうに撮る方法などについて『まるごとわかる! 撮り方ブック iPhone&スマホ編』では参考写真たっぷりに紹介しています。

ちょっとした撮影テクニックをおさえておけば、友達とのお出かけがもっと楽しいものになりそうです。

著者:山崎理佳(やまざき・りか)
写真編集者。写真撮影のハウツーをはじめ、ライフスタイル系のムック本や書籍の撮影・執筆・編集などを行う。著書に、大増版を重ねる『まるごとわかる! 撮り方ブック 「ミラーレス一眼」から「デジタル一眼レフカメラ」』のほか、『まるごとわかる! 撮り方ブック スポーツ編』『はじめての60歳からのスマホ写真撮り方ブック』(日東書院)がある。

辰巳出版
2025年5月3日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

辰巳出版

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